体売りの遊女長女、審神者になるの9巻【逆ハー】

その2 ページ25

それから話の中に出て来た次郎くんの事を聞いてみた


次郎くんは太郎くんの弟のような存在で物凄く大切だって事が分かった






太郎「そういえば、他者から聞いたのですがAも長女という姉妹？の中では上の者だと聞きましたよ」



『ああ、うん。そこまでは偉くないけどね。一期くんみたいな感じだよ』




太郎「………弟の事になると鬼になる…？」





『それ言ったら一期くん、本当に鬼になるから気をつけてね？

んー、よくわからないけどそうかもしれないね』







っと言う

そうですかっと少し間が開いて返事をする

その間の間に何を考えたのか知らないけど、疾しい事じゃないといいね









太郎「…次郎に会いたいです、会って来てもいいですか…？」





『勿論だよ、行ってきなさい』







っとﾆｺﾆｺして行くのを待つ



だけど、座っている縁側から全然立たない

むしろ私をじっと見つめている

………「居場所は知らないよ？」っと苦笑いすると知ってますからと言われた




じゃ、ナンデスカ、怖いです………









太郎「………一緒に来てくれませんか？」









っと意外な発言







『え、で、でもさ…』







太郎「次郎にも紹介して安心させたいのです、私は安全だ、この人も大丈夫だ…と」








『んー…兄弟水入らず仲良く駄弁って来なよー』








私が行ったら不愉快な気持ちになりそうじゃんっと言うと


「では行きますよ」と強引に連れて行くと言わんばかりに姫抱きされて連れて行かれる

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