体売りの遊女長女、審神者になるの3巻【逆ハー】

その14 ページ23

それから涙も治まり、今は乾いた縁側でぽかぽかした太陽を浴びる

『今日は早起きしたなぁ・・』


秋田「？お昼まで寝ていると体に悪いですよ！」


『あはは、秋田くんはしっかり者だね』


勿論です！っとえっへんとする
可愛いなぁ・・すると、五虎退くんも僕も強いですよ・・！と言う可愛いなぁ※それしか言ってない



『うんうん、二人ともすっごく強いよー・・それより、一兄って誰かな？私知識薄くてね』


と苦笑い
すると秋田くんと五虎退くんは驚いた顔をする
私はそれを見て？を浮かべる



秋田「一兄は有名なのに知らないんですか！？」


五虎退「女の人の審神者は一兄が目当てなのに・・」


め、目当てって何？と怖い事を聞いた
やっぱり女の人って怖いねっと思った※自分も女



秋田「一兄は一期一振て言う粟田口吉光の唯一の太刀で僕たちの兄にあたる人です」


『へぇ！・・そのお兄さん、今はどうしちゃってるの？』


すると悲しい顔をする
私はしまったと思い、ごめんねっと謝る


五虎退「謝らないでください・・一兄は・・折られちゃったんです」





私は息を飲んだ
折られた・・つまり刀にとっては殺されたと同じ・・

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