体売りの遊女長女、審神者になるの3巻【逆ハー】

その11 ページ20

小声で話しかける

『・・・どうしたの？』


するとビクッと体を震わせた
私はそっと撫でる



『大丈夫、何もしないよ・・君は誰かな？』





五虎退「ご、ご、・・五虎退ですぅ・・ごめんッなざい・・！」


と泣きながら言う

私は大丈夫、大丈夫っと言う
すると、不思議そうに私を見上げる


五虎退「な、何もしないのですか・・・？」



『しないよ、した所で何になるのさ・・さ、どうしたのかお姉さんに話してご覧』


と後ろの子を潰さないように

仰向けになった
そして、二人をそっと撫でる



？「あのッ・・雷が怖くて・・ッ」


『ああ、そっか・・大丈夫だよ。ここには落ちてこないから。雷様のお仕事なんだよ』


あっちでホットミルク飲む？と言う
するとコクッと頷いてくれた


私は皆を起こさないように
布団から出て、台所に向かった

それから私はその子達に毛布を貸す
それで包まってなさいと居間で待つように言う



そして、牛乳の中にメープルシロップと砂糖を入れたら
温める。それが出来たら二人に渡す

自分も近くに座って、自分のも飲む

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