隣人がイケメンだった件について【fw】 (ページ3)

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不破side

「……んぅ？」

変な夢を見た気がして目が覚める
寝た時とは明らかに空の色が暗くなっていた。

「やべ、……仮眠とりすぎた」

今日は配信をするつもりで予定を組んでいたが少々寝すぎた

寒いと寝付きが悪いため暖房をつけて寝ていたせいで喉が終わってる

「水...」

寝起きの覚束無い足取りでキッチンへ向かう

まだピントがあってない視界の中で見覚えのないものを見つける

「なんこれ？」

自慢のIHの上に謎の菓子折が置いてあった

「？？？？」

どう頑張っても思い出せない
誰かから貰ったのか、自分で買ったのか

はたまた誰が侵入しておいたのか

「え、なんやねんこれ…」

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「おーてか聞いてくれん？今日あった怖い話」

――どうした？
――何？
――聞くよー！！

「俺さぁなんか寝てる合間に知らんお菓子置いてあってさぁ、めっちゃびっくりしてんけど」

――え？
――やば
――ストーカー…？

「やばいよなぁ普通に、ガチでビビってんけど。でも今日のなー、夢で誰かからなんか、なんか物を受け取る夢を見たんよなぁー。」

――え？
――寝ぼけてた？
――それじゃね？

「なぁー、それなんかなー。俺寝ぼけて知らん間に貰ってたかもしれん。でもそれも怖いよなぁ！なぁー！」

――いきなりテンション上がるな
――草
――怖いよぉ

「俺が1番こえーよ。」

ーーだろうな
ーー絶対寝ぼけてただろ
ーーいきなり冷静

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一通り配信を終え、リビングに戻る
そしてまだ置いてある謎のお菓子

「……まじで誰かから貰ったんかなぁ？夢の話やと思ってるんやけど」

リスナーに今日話したことを思い返しながらお菓子に手を伸ばす

「……未開封やし、なんか美味そうやし、食うか。」

配信で減ったお腹を得体の知れないお菓子で満たすことにした。

「んーうまっ」