第6話 ページ8
コナン君達は何をしているのだろうか。覗いてみよう
警視庁出入口で蘭と待ち合わせしていた小五郎は、蘭の後ろにコナンと子供達がいるのに気づいた。
「冗談じゃねぇぞ!なんで俺がこいつらに奢らなくちゃならねぇんだ!?」
「まぁまぁ、いいじゃない。たまには」
宥める蘭の背後で、子供達が「ゴチになりまーす!」と声を揃える。掛け声もないのに揃える当たり少年探偵団の凄さが伺える。ご飯が食べれるからだろうか?
小五郎はハァ…とため息をついて、桜田門に向かった。
「昨日の訓練の件で警視庁に行くから、この辺で昼飯食おうって言っただけだぞ!」
「だからみんなで食べた方が美味しいじゃない。」
「ボク、天ぷら食べたいです!」
「わたしもー!」
「オレ、うなぎ!うな重食いたい!」
桜田門を出たコナン達はぞろぞろと歩道を歩く。すると、向こうから外国人男性がズボンのポケットを探りながら歩いてきた。コナンさ外国人男性が左手に持っていたタブレットに目が行った。所々に焦げた跡があるのだ。小五郎の後ろを歩いていた灰原と外国人男性がすれ違った時、メモのような物が外国人男性のポケットから落ちた。
「あ、ねぇ!コレ落としたわよ」
灰原が声をかけ、メモを拾って外国人男性に歩み寄った。
「oh…」
外国人男性はかがみ込んで、灰原からメモを受け取った。二言三言会話を交わして、灰原がコナン達の所へ戻ろうとした時、外国人男性が持っていたタブレットの画面が突然点いた。ロシア語が表示されて、ピーっと音が鳴る。灰原はその音に立ち止まって振り返った。
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作者名:東方大好き x他1人 | 作成日時:2022年6月14日 15時