第11話 ページ13
「それは、どういう意味かね?」
目暮は松田にたずねた。突然俺に会いに来た奴なんて言われたのだ。当然と言えば当然だろう。
「この名刺をあげたのは11月6日のときに会った外国人だけだ。」
「そういえば…しばらく別行動のときがあったものね…その時の?」
「あぁ…とはいえ、顔なんざ覚えちゃいねぇがな…4年も前の話だったからなぁ…(ゼロなら覚えたんだろうが)」
松田から出てきた情報にほとんどが呆然としており頭の回転が追いついていないようだ。
「松田君はその時起きたことを思い出してくれ。」
「すまんが、その事に関しては口外禁止でな…」
「なんでよ!」
「これを喋って、上からの雷がドカンと落ちるだけならまだしも…もっとやべぇ事になるからな」
「それって…(まさか…)」
コナンは何かに気づいた様子で考え込んでいた。
その頃…
ある部屋で電話の音が鳴り響いていた。
その電話の持ち主は驚いたように携帯のボタンを押した
「もしもし?お前が連絡してくるなんて珍r…ハァ!?油断して爆弾をつけられた!?今シェルター気いる!?」
〈あぁ…だからお前に頼みたい事があってな〉
「なんだ?他でもないお前の頼みだから聞くが…」
〈―――君を連れてきて欲しいのと…風見があの人にこの事を言わないようにとは言ったが、ボロを出しそうでな…頼んだ〉
「―――君は比較的簡単に連れてけるが、あの人に隠し通すのなんて無理で無謀だぞ?俺達より長くいたんだ、嘘は簡単に見破ってくるんだぞ?無茶を言うな」
〈だが!〉
「というか、バレてるだろ。絶対」
〈…そうかもしれんが〉
「(´Д`)ハァ…やるだけやるさ…期待すんなよ」
〈すまん…だが、俺は動けないからな〉
「わかってる」
〈たのんだぞ…ヒロ〉
「あぁ…了解したぞ…ゼロ」
その人影は電話を終えると静かに部屋から出ていった
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作者名:東方大好き x他1人 | 作成日時:2022年6月14日 15時