＜アイズ＞~守るために~5 (ページ7)

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違う形ページ7

貴ペク！！豪炎寺さんに何したのさ』

怒りというより悲しそうな顔でAは言った。

ペ別に[俺]は何もしてない。それよりもお前、一星充とどんな関係だ？』

ペクはじっと彼女の顔を見る。

もしかしたらオリオンの刻印を持っているのではないか、とペクは思い聞いたのだ

貴充と？それは…』

なんて言えばいいのだろう。

契約者？それともただの仲間？だけど…と彼女が言葉に詰まっているとペクは突然彼女を壁に押し付けた

ペ …お前やっぱ刻印持ってんだろ』

強い眼力をペクはきかせる

貴え？ち、違う！オリオンの刻印なんて…』

そう言いかけた時、彼女はしまったという顔をした。

ペクはかまをかけたのだ。

ペ …刻印のこと知ってんのか。ほんとにお前何者なんだ、言えｯ』

冷や汗をかくペク。

貴い、言えない!!だけどペクの邪魔はしな…ぅあ』

言葉を続ける前にペクは彼女の唇に舌をねじ込みキスをする。自分の欲求を満たすように…

貴はぅ…やめｯんぁ』

Aは抵抗するが当然力が足りない

ペ …、ｯ』

ペクはトロンとした瞳で彼女の股の間に膝をつけて彼女の手を握りずっとキスをし続ける。

貴ぁく、くるしぃ』

はっ、とした顔をしてペクは唇を離す。そして悲しそうな目で一言

ペ …Aとは、もっと違う形で会いたかった』

オリオンの使徒、という形ではなく…という意味なのだろう

貴ぺ、ペク…もしかして試合に負けたら』

その時彼女は後ろのある人と目が合う

充何やってんの』

充は今までにないほど殺気立っている

ペ …別に。お前こそ何でここに』

するりと膝を下ろし充の方を向く。その時一瞬、青く輝く”それ”が肩から見えた

充あんたに話す必要はない。先輩早く行きましょう』

充に腕を掴まれる。怖かった。いつもの充ではない。

ペ …待てよ一星、Aとどういう関係だ』

充 ………』

ペクは真剣な顔で私の腕を掴む。片腕は充、もう片腕をペクに掴まれている状態だ。