＜アイズ＞~守るために~5 (ページ45)

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世界を変える男ページ45

悠 ……』

悠馬はニコッと笑いトンっと軽くボールを蹴る

ア …ｯ!!』

だがそんなボールを止めることが出来ず、ウズベキスタンは屈辱を味わいゴールを決められたのだった

＜ゴーール!!ウズベキスタン、ボールを止めることは出来なかったぁ！＞

アくっそぉぉぁあ！！』

Aは静かに悠馬の元へ向かった。悠馬は灰崎や稲森と話をしていた

貴悠馬、大丈夫？』

あの時の悠馬を思い出し彼女は不安な眼差しを悠馬に向けた。そんな眼差しに悠馬はニコリと笑い頷く

悠僕は大丈夫だよ。技を受けた彼らは大丈夫じゃないだろうけど』

灰相変わらず怖い奴だぜ』

ア …汚いぞｯこんな技』

よろよろしながら言った彼に悠馬は笑いながら声を低くして言う

悠ははっ、僕は戦術の皇帝。僕の国を攻めてくる者は誰であろうと叩きのめす』

悠 …それにAを傷つけた奴を許すわけにはいかない』

アｯ!!審判！！』

そんな叫びに審判は何も答えずただじっ、と見ている

アお前!!何をした!?』

悠あぁ、さっきの審判不正があったらしくて変わったみたいだよ。』

アくそっっ卑怯だぞ！』

その言葉に悠馬は目の色が変わる

悠卑怯だって？笑わせないでくれよ。サメが小魚を食らうことが卑怯だというのならそうなのかもね』

アなんだと!?』

灰お前達はこいつの怖さを知らないらしいな。教えてやるよ。こいつはな、目的の為なら手段を選ばない冷酷な男だ』

貴絶対王政だよ。絶対王政』

悠 2人とも、それは聞き捨てならないなぁ』

貴ふふ』灰 …ふっ、』

悠 …そうえば、君達には言ってなかったね』

『僕はこの手で世界を変える』

ア …！！』

灰決めゼリフ、一緒じゃねぇか』

貴おかえりなさい。悠馬!!』

ニコッと笑うAは穢れのない目で悠馬を見つめた

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霧やるじゃーん野坂悠馬。Aのポイントも高いみたいだし』

霧風肉まんにかじりついた

ペおい、こぼしてるぞ。汚い』

霧あ、わりぃわりぃ』

へへっ、と笑う霧風を無視してカイは野坂悠馬を見定める

カやっぱり凄いなぁ野坂悠馬。憧れだよ』