＜アイズ＞~守るために~5 (ページ36)

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動くページ36

優 …監督、話があります』

夜遅く優雅は監督の部屋にいた

金おや、優雅さんどうしたんですか』

優エリュシオンの事についてです』

すると少し監督は顔付きを変えた。優雅は気にせず話す

優リヴ、という女性を知ってませんか？』

金 …知らないですね～。その女性がどうかしたんです？』

優 Aの事を狙ってる組織に関わっているかもしれないんです。そして、オリオンにも関与している可能性も…』

優雅は難しそうな顔で考える。エリュシオンの魔女のリヴがその組織と関わっているとしたら、Aの身が危ない

ましてや、敵の組織に関わっているなんて

金なるほどぉ。なら少し私の方でも調べてみますかねぇ。さ、優雅さんもう寝ないと明日の練習にひびきますよ～』

監督はニコニコしながら優雅を指さす。早く、出て行けという事なのだろう

優分かりました。監督、ありがとうございました。それじゃ失礼します』

扉を開けようとした時、監督が引き止める

金気をつけてくださいね～。その組織はAさん自身を狙ってるみたいですから』

優 …はい』

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貴ぶ、文通きてる』

一星光くんから来た文通に目を通すA。そこには兄から聞いてます。と書かれておりその後には他愛のない会話が続いている

貴充…いや、光。必ず私が救ってみせるから』

貴方をくらい闇から光り輝く先へ導いてみせる。エリュシオンの任務とかじゃなくて、私自身で

クシャと紙を強く握る彼女の目は金色の海の輝きを放っていた

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充 …パンデモニウム』

充はモニターを静かに見て呟く。そこにはギリカナンの姿があった

ギそうだ。そこに逃亡したペクがいると考えられる。もし我々の邪魔をしてきた場合は…潰せ』

充分かりました。』

充はパンデモニウムに強い抵抗を覚えた。オリオンの敵でもありAを狙う敵でもある。

潰す覚悟を決めないと