＜アイズ＞~守るために~5 (ページ24)

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サンドバッグページ24

貴充、気をつけないと鬼道さんにやられるよ((ﾎﾞｿｯ』

彼女は充の隣に座り静かに喋る

充 …味方しないのに何でそんな事言うんですか』

意味わかんないですと水を口に含む充

貴私は充自身がボコボコにされるのは見たくないからね。可愛い後輩だし』

ニコッと笑うその姿に充はボーッっとしてしまうがパチッと頬を叩き気を戻す

充先輩も無理しないでくださいよ。それじゃ』

充は水を置きに行ってしまった。

優 …彼、悪になりきれてないね』

貴うん。中途半端だよ…ほんと』

＜まもなく後半戦開始です！！＞

Aはスっと立ち上がりフィールドへ向かう。その時足に痛みがはしるが無理やり動かした。

ヒロトと灰崎はニヤニヤしてる。充に何かやる感じか。邪魔はしないし味方もしない、だけど充は悪い人には思えないけどな

『ピーー!!』

灰へっ、』

灰崎とヒロトは攻め上がりパスを回す。そして

充 …ｯ!!』

充にパスというより、シュートの様なものを当てる

ヒおらよｯｯ！！』

充ｶﾞﾊｯ…ｯ』

ちょっとやりすぎなんじゃ…

その姿に耐えられなくなり充の元へ向かい大丈夫と声をかける

充これがｯ大丈夫に見えますか？』

痛そうにお腹を押さえる充

貴だから気をつけてって言ったのに…ほらつかまって』

よいしょっと起こす

すると充はすみませんと言った後、灰崎とヒロトを睨みあの野郎…と小さく呟いた。ひぃ、怖い怖い

灰なんでアイツ一星を助けてんだよ』

ヒったく。気づいてねぇんじゃねぇの？』

その後も試合は続くがヒロトと灰崎が充の邪魔をしつつシュートを打つ

稲あの2人…』

ヒ行くぜッ』

＜ザ・エクスプロージョン！！＞

シュートを打った…と思ったがそれは充に向けて打ったものだった

充 ……ｯ!』

貴ヒロト！！さっきから何してんのさ。必殺技を打つのはやり過ぎでしょ』

ヒはぁ？お前なんも分かってねぇな。そいつが光やらなんやら汚ぇ手使ってきたんだろうが!!』

2人はイライラしながら言い合いを始めた

貴証拠はあるの!?証拠は！！』

ヒお前なんでそいつを庇うんだよ』

貴別に庇ってない！ただやりすぎなの！！』

稲 2人共喧嘩はやめようよ！ほら、一星立てる？』

ヒ＆貴『………』

睨み合っていると足に痛みがはしる

貴 …ｯい、』

ヒあ？どうした？おいお前その足…』

まずいヒロトにバレたら心配させる