＜アイズ＞~守るために~5 (ページ21)

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日本対オーストラリアページ21

＜さぁオーストラリア対日本まもなくスタートです!!豪炎寺がいない中日本はどんなプレーを見せてくれるのでしょうか＞

貴なーんか嫌な試合になりそうなんだよね』

オーストラリアのベンチを見る。雰囲気がヤバいっていうか…

充先輩も試合出るんですね…』

充は困惑した顔をしていた。

貴 …大丈夫だよ。言ったでしょ邪魔はしないつもりだけど味方になるつもりもない』

素っ気ない素振りで彼女が言うと充は分かりましたと頷き小さな声で耳打をする

充奴らの中でピンクの目奴には気をつけてください』

貴ピンクの目…』

ベンチをチラッと見ると無表情で座っている子がいた。確か…ルシ・ファノス

貴 …分かった。』

『ピーー!!』

試合がスタートすると灰崎から鬼道、そして稲森へボールが渡ったが、あっさり取られてしまった

稲あれ、なんで…』

その後もアイスグランドを士郎はしようとしたが何故か途中でやめてしまった

士 …!!』

この試合、何かがおかしい

サくっひひひ』

貴 …情報がない中で立ち向かうのは厳しいなぁ』

充の情報はやっぱり嘘だった。肉弾戦じゃないよこれ。

探らないと…。Aは一気に攻め上がりスライディングをする

貴悪魔さんボールいただき!!』

サほぅ…少しはキレのある奴がいるようだな。だか…』

私はサタンからボールを奪い上がっていくと目の前に敵の選手が現れる。何か仕掛けてくるな

貴 …悪いけど、呪いとかなんとかって信じない派だからね』

＜ブラッディミスト＞

士新しい必殺技!!』

＜おっと凛竜!!新たな必殺技だぁあ！！霧につつまれてまったく姿が見えませんｯ!!＞

赤い霧が周りに広がり出すその間にゴール前に移動し

貴もらったｯ！！』

指を鳴らしボールを空に上げる

＜ブラッディムーン!!＞

シュルルルルｯ

＜ゴーールｯ!!最初に決めたのは凛竜Aだぁあ！全てが美しいぞぉおお！＞

稲ナイスシュート!!』

鬼よし！』

歓声の中

私はカメラに向かってヒロトの真似をする

貴なんで私が得点取れるかって？それはもちろん私がゴッドストライカーだからね』

ヒお前!!それ俺のアイデンティティだろ!?』

タあははっヒロトにそっくりっふふ』

サ …くくくなるほどなるほど』