＜アイズ＞~守るために~5 (ページ3)

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手紙ページ3

貴お待たせペクちゃん！はいこれ！』

袋をペクに渡すA

ペだからちゃん付けはやめろ…』

心底疲れきった顔のペクは一応袋の中を確認した

貴 …そうだ！ペク、今結んであげる。後ろ向いて』

ペ ………』

黙って素直に後ろを向くペク。断るのももう疲れたのかもしれない

貴よし、できたよ。』

チラッと店のショーケースに映る自分を見てみるとさっきと同じく髪が一つにまとめられていた

ペ …こっちの方がお前は好きなのか？』

貴え？うん。好きだよ』

ふーん…とペクはまとめられた髪を触る

その時ピコンとスマホが鳴る

＜先輩、早く戻らないと皆心配してますよ＞

貴充からだ…ってえ”、まじか!!やばいペク私そろそろ行くねｯ今日はありがと』

そう早口で言って彼女は立ち去ろうとした、が

ペおい待て！今、充って言ったのか？』

ペクが痛いくらいに腕を掴んできた。

貴そうだよ？もしかして知り合い？』

ペクはその様子を見るといや、別に…と腕を離した

貴？変なペク。またね!!』

ペあぁ…』

彼女は走り去りながらあぶねえ!!と心の中で思っていた

充とペク、オリオンの使徒だから知り合いかもしれないよね!?危ない。危ない…

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ペ一体、何者なんだ、A…』

ペクは走り去る彼女に目を向けていた

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充先輩、遅すぎますよ!!何時だと思ってるんですか!?』

私が宿に戻るといきなり充が説教してきた。

貴ぇえ!?でもまだ午後5時…』

充言い訳は聞きません!!早く部屋に戻ってジャージに着替えてください』

彼女の背中をぐぐぐっと充は押して行く

貴いててっもっと優しく!!』

岩 …なんか充くんお母さんみたいでゴス』

万そ、そうだな(汗』

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貴もう！充のバカｯあんなに怒らなくてもいいじゃん！』

置き手紙もしたし…って、ん？

彼女は着替えている途中でメモを見つけた

貴 ………みぃぃいつぅぅるぅう!!』

ドガッと扉を開けて隣の部屋に入る

充せ、先輩!？』

彼女は充の頬を引っ張る

貴この変態充!!スケベ充!!』

充メモは冗談ですｯいててて』

『先輩の下着見ましたけど、案外胸大きいんですね。着痩せするタイプですか』

貴冗談で片付けれるか！』