＜アイズ＞~守るために~5 (ページ16)

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アルバムページ16

貴次はオーストラリアかぁ…』

情報がまったく手に入らないらしい。

私も選手の名前ぐらいしか分からん。そうえば、ペク元気にしてるかな…

ヒ A。話がある』

急に入ってこないでよゴッドストライカーさんよォ

貴なにさ、そんな真面目な顔して。変だよ？』

ヒ変は余計だ!!んでほら、ザ·ネメシスの威力上げる話あるだろ？俺いい案が浮かんだから相談に来た』

そしてヒロトから案を聞く。それはまぁ驚いたよ…

貴まさかヒロトからその言葉が出るとは…仲良くなったのね』

ヒちげぇよ！ただ、神と天使と悪魔ってなんかカッコイイつーか…』

少し照れくさそうに頭をかくヒロト。可愛い

貴へぇ～俺の厨二病が火を吹くぜｯって感じ？なるほど』

彼女は右手を抑えながらぷるぷる震えている

ヒち、厨二病…お前やめろそれ!』

ヒロトは彼女の頬を引っ張る。もう恒例行事なのこれ!?

貴いてて。なら灰崎くんもここに呼ばないと…』

その時扉が開き、なんと鬼道さんが居た。えなんか悪い事したかな私…←

鬼 A、少しいいか』

しかも結構ガチな感じだァ

ヒははっ、お前鬼道さんに何したんだよ』

貴よし、後でヒロトと灰崎の部屋荒らすね』

そう言って彼女は鬼道について行き部屋を出た

ヒ女の部屋に男1人…やべぇな』

さっさと出ようとヒロトは立ち上がったがふと気になるものを発見する

ヒアルバム…』

中を覗くとぎっしり写真が貼られており、まだ見た事がない選手が沢山いた

ヒなんだこの眼帯野郎は…距離近すぎだろ』

そんな事をぶつぶつ言いながらヒロトはページをめくり続ける。そして永世学園の写真を見つけ手が止まる

ヒ …これ、めっちゃデカく貼られてる』

それはヒロトと彼女が2人並んでおりピースをしている写真だった。

さらによく見ると写真の横に小さく文字でゴッドストライカーのイケメンヒロト。と書いてあるのを見つけヒロトは頬が緩む

ヒイケメンヒロトか。よし…』

ヒロトはペンを取り出しその言葉の下に文字を書く。書いてる時口角が自然と上がっていた

ヒあいつ、どんな顔するんだろ』

ニヤニヤしながらヒロトは文字を書き終え、アルバムをそのままにし、部屋を出た。その横顔は幸せそうだ。

ヒ可愛い女…』