＜アイズ＞~守るために~5 (ページ2)

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ペク・シウ2 ページ2

貴わぁ～いっぱいあるね!!ペクくんどれがいい？』

ペいや、俺別にいらな(ど、れ、が、いい？』

2人はカフェから出た後アクセサリーショップに来ていた。

彼女がアクセサリーをペクにプレゼントしたいと言ったのだ

ペ ………』

ペクは断ろうとしたが彼女の威圧と行動力に負けてほぼ無理矢理連れてこられていた

貴ペクくんもさっき無理矢理カフェに連れ込んだもんね!!しょうがないね！』

ぐはははっペクの髪を結んでやるぞ!!結んでやるぞ！！←

ペはぁ…お前、くん付はやめろ。呼び捨ての方がましだ』

頭をかかえながらペクは言った

貴えー分かったよペクちゃん』

ペ誰がちゃん付けにしろって言った！！』

完全に彼女のペースに呑み込まれるペク。彼はこんな事が起こるなんて予想してなかった…と思う

そんな中彼女は色んなアクセサリーを見ていたが赤い宝石のような飾りがついたヘアゴムを手に取りペクに見せる

貴どう？これとかいいんじゃない？』

ニコニコする彼女。ペクはヘアゴムではなく彼女の顔をまじまじと見つめた後一言言った

ペ悪くは、ない』

貴ほんと？なら結んでみようよ』

ペは？お、おい!!』

シュッバっと高速で自分のうしろにきたAにペクは為す術もなくあっさり髪を一つにまとめられた

貴おお！似合ってるよペク。カッコイイ』

ペクは恐る恐る鏡を見る。一つにまとめた事により清潔感が出たような気がする…と彼が思っていると

貴 …私は、髪結んでるペクの方が好きだなぁ』

好きだなぁ、と言う言葉が彼女の口から出た

ペへっ？///』

間抜けな声が出てしまった彼。意味は違えど異性に好きなどという言葉を言われて混乱しているのだ

貴で、どう？これがいい？』

彼女はまったくその様子に気づいてないようでペクに詰め寄る

ペわわ分かった！これ！これにするからｯあんまこっちに来るな!!//』

あわわわと手を振り回すペク。

貴ちょっと動かないでよ!!ヘアゴム取れないじゃん』

そして彼女はペクからヘアゴムを取り、レジに向かう。

ペクは店の外で彼女を待っていた

ペはぁ…』