＜アイズ＞~守るために~4 (ページ49)

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契約ページ49

貴うん言わないよ。言ったでしょ？邪魔なんてしないって』

味方する気もないけどね、と意地悪そうに笑うA
充は戸惑いを覚える

充 …先輩のこと信じてもいいんですか』

真剣な瞳だ。すると彼女は何かを考えてポンっと指を鳴らす

貴なら契約しましょ？充の事誰にも言わない代わりに充も私の事を深く探って周りの人に言わない』

周りの人…それには組織も含まれているのだろう

充 …分かりました』

貴よし！はい指切りげんまん!!』

充う、嘘ついたら針1万本のーばす』

貴指切った…って充怖すぎ』

苦笑いで彼女は小指を離した

充 …先輩意味わかんないです。なんなんですか一体』

貴なんでキレてるの!?充のキレるとこが分からない…』

ふんっ、と充はそっぽを向いた。そして唇に手を当ててチラッとAを見る

充そうえば先輩さっき、俺にキスしましたね』

貴ゔぐっ…そ、それは申し訳ないですはい』

さっきの余裕はどこにもなく、少し頬を赤らめ目を逸らしている彼女。充はその様子を見て口角が上がる

充 …俺のファーストキス、まさか先輩に取られちゃうなんてなー』

貴フ、ファーストキス!?ごご、ごめんなさい』

充 ………』

充は慌てる彼女にズカズカと近づきそしてガｯと勢いよく唇に噛み付くようなキスをする

貴いっ、んぁ、ふぅ』

充ん、ぁふ』

充は自分から最初仕掛けたが徐々に彼女のキスが上手くなり、あやうく彼女のペースになるところでキスを止めた。

貴ぷはっ…はぁ、はぁ、充急になにするのｯ』

充別にさっきの仕返しですけど…というか先輩キス上手ですね。こういう事他の人にもしたりするんですか』

ジト目で充は彼女を見た。

貴してない!あ”ー!!唇切れたかも』

こんなキスはしてない！唇から血が出るほどのキスはしたことない！！

と彼女は思いながら唇をさわっていると

充唇大丈夫ですよ。あ、そろそろ寝ないといけないので、それじゃ先輩また明日起こしに来ます』

ガチャっと扉を閉めて充は行ってしまった…

貴来なくていい！！』

扉に向かって彼女が顔を真っ赤にしながら叫んだことを充は知らない

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充先輩キスほんとに上手だったな』

ベッドに入り充は頬を少し赤らめ呟いた