＜アイズ＞~守るために~4 (ページ15)

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雷門中対永世学園ページ15

試合が始まると永世学園の彼ら達は攻め上がっていった。

＜流星ブレード!!＞

貴タツヤくん、凄い…』

ヒ ………』

『ねぇいつかさ、フットボールフロンティアに出てさ日本一、目指そうよ』

ヒロトは何かを考えるようにテレビを見ている

その後も試合は続いていき無理をしすぎたタツヤは足を痛めた。

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八タツヤ、もう下がったら』

タ嫌だ。俺は諦める訳にはいかないっ』

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貴タツヤくん、あのままだと足がただの怪我じゃ済まなくなる…』

ヒ ………』

『何があったって立ち止まったりしない』

ヒロトの心が揺らいでいるのを彼女は感じ取りテレビを消した。そして

貴ヒロト、行こう。もう分かってるでしょ？父さんに認められるためにサッカーをしに行くんじゃなくて、タツヤくん…いやチームのためにサッカーをすることが大切だって』

ヒ A…』

貴タツヤくんの助っ人になりに行こうよ…それに貴方はゴッドストライカーでしょ？』

彼女は手を差し伸べる

その言葉を聞いてヒロトは目を見開きふっ、と笑い

ヒあぁ、俺はゴッドストライカー…吉良ヒロトだ！！』

手を強く握り、部屋を出た。彼女が彼の心を大きく変えたのだった。

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タお願いします！監督!!俺はまだ行けますだからっ!!』

彼が足の限界を超えようとした時、2人の声が聞こえた

貴タツヤくん、待って。そのままだと足が怪我だけじゃ済まなくなる』

ヒムリムリ、俺達だろ。出んのは』

瞳ヒロトｯ!!それに貴方は！！』

タ Aちゃん!?どうしてここに…そのユニフォーム…まさか』

監督とタツヤは驚いている

貴詳しい事は後。タツヤくん、貴方凄いよ。お疲れ様』

ニコッと彼女は笑った。

ヒこの試合、俺達が出る』

タ Aちゃんならまだしも…お前と交代なんて』

悔しそうに顔を歪ませるタツヤ

ヒお前は下がるんじゃねぇ…少しの間時間をやる』

貴つまり足を少しの間癒してまたフィールドに戻ってこいってこと』

タどうして…』

ヒ …俺はお前の夢の助っ人だからな』