＜アイズ＞~守るために~4 (ページ14)

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神と天使ページ14

＜さぁ第3回戦雷門中対永世学園!!まもなくキックオフです！＞

タヒロト、お前がいなくても俺は試合をする…それが父さんへの恩返しだ』

決意した目でタツヤは呟いた

西得点王の不在…永世学園にとっては痛いですね』

悠それはどうかな。今回は見物だよ？だって…』

悠天使が神を連れてくるからね』

そう言った彼は期待の眼差しをフィールドに向けた

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貴ヒロト～私にもそのペイントしてよ』

彼女は鏡の前で頬を触った。鏡に映るその服は永世学園のユニフォームを身にまとっている

ヒへぇ…お前もこういうの興味あんの？』

ヒロトはペンを振りながらこっちに来た。

貴興味ないけどヒロトとお揃いがいい』

ヒ …お前ほんと恥とかないよな』

貴なによ変態ヒロト』

ヒその呼び方やめろ！はぁ…ほらこっち向け』

ヒロトの方を向くと彼は手でそっと彼女の顔を押さえながらペイントを描き始めた

貴んふふ、くすぐったい』

ヒばか！動くな!!ズレるだろうが』

そんなこんなで彼女の頬にヒロトと同じペイントが描かれた。鏡でAは自分の頬見て喜ぶ

貴ほぇ～やっぱヒロト描くの上手い！』

私がこの前描いたのとやっぱ全然違うわー。

彼女に褒められヒロトは当然だろという顔をしていつものセリフを言おうとする

ヒなぜ上手く描けるかって？それは俺がゴッドス((あ！試合始まりそうだよ』

ヒ ………』

彼女はいつの間にかテレビの前にいた。ヒロトは彼女の肩に顔をおきテレビをじっと見る。

そこには自分に力を貸して欲しいと言ってきたタツヤの姿もあった

ヒ …ﾁｯ』

貴今のヒロトの気持ち当ててあげる。”その目が気に入らない”』

ヒやっぱお前エスパーだな』

貴でしょ～？…だけど彼の目、凄くいい感じと思うけどね』

彼女が真剣な目でタツヤを見ているのをヒロトは気に入らなかった

ヒ …そうかよ』

貴まさか拗ねてるの？可愛いー』

ヒす、拗ねてねぇし！！』

＜雷門中からキックオフです！＞

貴お、始まった』

ヒ ………』

神と天使の考えとは如何に…