【斉木楠雄のΨ難】marionetteの私は恋をして… (ページ3)

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転校生(斉木side) ページ3

今日は朝から転校生の話で盛り上がっている。

まぁ、僕にはどうでもいい話だ。

『転校生可愛いかな！？』

『可愛いくても照橋さんには負けるだろ！？』

『可愛いかったら、俺、彼女にしようかなー♪』

など、凄い声が聞こえてくる。

燃堂＞｢よぉ、相棒！今日転校生来るんだってな！どんな子か、ワクワクだな！｣

こいつは燃堂力。ただの馬鹿だ。

こいつも転校生のことで盛り上がっている。

燃堂＞｢お？相棒はドキドキしないのか？お？｣

僕はそんなのどうでもいい。と言おうとした時、

鳥束＞｢斉木さぁーん！！｣

面倒な奴が来た。

鳥束＞｢今日、転校生来るんすよね！？どんな子っすかね！！女子だったら、キュンとさせてあげるっす！｣

そうか。せいぜい頑張れ。

-キーンコーンカーンコーン-

チャイムが鳴る。

皆席につく。

先生がくる。

｢今からHRを始める。まず始めに転校生を紹介する。入っておいで。｣

先生がそう言うと、その子は教室に、入ってきた。

『ネジがついてるぞ。』『可愛い』

などの心の声が聞こえる。

A＞｢初めまして…Aと言います。よろしくお願いします。｣

そう言って深々と頭を下げた。

その行動に男子は｢おっふ！！！！｣と声を揃えて言った。

先生＞｢じゃあAは…斉木の横についてくれ。｣

A＞｢はい。｣

僕の隣に座る名前は、僕の方を見て頭を下げた。

僕も彼女に頭を下げた。

HRはまだまだ続く。

鳥束＞｢次は俺の番っすよ～！｣