50ステージ ページ13
水上side
やばい、やばい
手汗大丈夫かな、俺おかしくないかな?
「時間あるけどどうする?」
ノリに乗って繋いでしまった右手
左利きだけど、左には車道があるから俺はそっち側に立って、Aを歩道側に歩かせる
「ゲーセンでも寄る?」
いつもこの辺だったらゲーセンによく行く
たしか、新しいゲームが置かれるんだっけ?
「でも、貴重な休日だよ?」
あぶねぇ、あぶねぇ
これは俺的にはデート。
Aが俺を全然意識してなくても、その気にさせなければならない。
ただでさえ、Aは休日取りにくいし、俺だってまだ学生だ。
「んー、じゃあ散歩でもする?」
「だな」
右手から伝わる熱
それは確かにAと手を繋いでいる証拠だった
「水上?」
「ん?」
「やっぱなんでもない」
「んだよ、それ」
なんかギクシャクしてるAが可愛くて仕方がなかった
いつもより口角が上がって、これ以上幸せがないんじゃないかってくらい幸せ。
「ほら行こ?」
「うん」
Aの手を少し強く握った。
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颯誄(プロフ) - 蛇苺(へびいちご)さん» めっちゃくちゃながい期間更新止まってたりしててすみません!!なんとか終わらせることが出来ました!!ご愛読頂きありがとうございます!!次回作にご期待ください!! (2019年7月2日 22時) (レス) id: 3b71ce137f (このIDを非表示/違反報告)
蛇苺(へびいちご)(プロフ) - もう大好きです……!!!最高でした!!!完結おめでとうございます!!!! (2019年7月2日 17時) (レス) id: e5ad2cf434 (このIDを非表示/違反報告)
颯誄(プロフ) - ムゥさん» すみません、修正しました<(_ _)> (2019年4月2日 10時) (レス) id: 3b71ce137f (このIDを非表示/違反報告)
ムゥ(プロフ) - 名前変換ができないです... (2019年4月2日 10時) (レス) id: fa2258e537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:颯誄 | 作成日時:2019年4月2日 9時