【QK】今日も推し達がしんどい

お別れの時間 ページ15

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「うーん……僕は全然いいんだけど………
…………あ、じゃあ、サブチャンで上げる？」



『まってくださいその発言ってことはもしかしてメインで動画出すつもりでした………？』




「俺は普通にそのつもりだったよ」




おい伊沢拓司おい





「でも確かにそーだなー………。
今回は特別に動画出たけど、基本的には表に出ない役割をやるんじゃないかな、マネージャーだし…………？
じゃあサブチャンでいっか〜、ふくらさんそれ完成したらこっち見せて」



「はぁい」







結局、あの動画はサブチャン行きになったらしい。


私としても、メインはさすがにプレッシャーやばいからな……いやサブもすごいけど………






「てかさAちゃん、もう9時まわっちゃったけど時間は大丈夫？」






ふくらさんとの会話を終えた私の方を向いて、こうちゃんさんが口を開いた。


えっ……………と大困惑しながらスマホで時間を確認すると、画面には21:03と表示されていて。







『も………もうこんなに時間経ったんすか………………』





いや楽しすぎて全く時間なんて気にしてなかったんですけれども……………！？？






「あー………マジかほんとだ、A、帰る？」




『正直とてつもなく帰りたくないしなんならオフィスに泊まっていきたい勢いなんだけど、明日提出の課題に全く手をつけてないことを今思い出したから帰る…………』




「おっ学業優先じゃん、えらい〜。
んじゃあA、みんなに挨拶しな」







なんだろうたっくんのこのお兄ちゃんヅラ感！！！

言われなくても挨拶しますけどね〜〜〜〜！！？！？！？






『…………えっと、今日はほんとにありがとうございました！！！！
楽しすぎました……………………また、オフィスに遊びに来てもいいですか』





「もちろん。だってAちゃんも今日からQuizKnockのマネージャーだしね」





『あっそっか……！！ありがとうございます、ふくらさん……………』







ふくらさんの言葉一つ一つが優しすぎて私は無事しにました(遺言)






「じゃー俺はA送ってくから！お疲れ様でーす」






行こ、とたっくんに促され

渋々ながら、オフィスを後にする。



ちら、と後ろを振り返ったら


メンバーの皆さんが手を振ってくださっていた。





ちょまってファンサが良すぎるんだけど大丈夫そ？？？？？


とりあえず、両腕がはち切れそうなくらいブンブンと手を振り返した。







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