『わたしぃ女優なんで』 ページ4
大野｢お前...何なんだよ...｣
A｢じゃぁ自己紹介するよぉ!!｣
大野｢はっ！？｣
いきなり猫なで声に変わりｷｬﾋﾟｯとした動きに変わる
A｢私は小町A!!超国民的アイドル兼歌手兼女優!!二宮和也くんの事が高１の時からずっと好きなんで〜す!!｣
Aのいきなり違うテンションに圧倒される
大野｢あ、あの？なんで僕に告白を？｣
A｢一番二宮くんと仲がいいあんたを利用しっ...彼女になって二宮くんに近づこうってわけ!!｣
大野｢利用って言ったよ(ドン引き)｣
A｢で？あんたの答えは？｣
大野｢え、いやですけど？｣
A｢え！？な、なんで！？｣
オイラが当たり前のように断るとそいつは、驚いた顔でこちらを見てくる
大野｢いや、なんでむしろＯＫもらえると思っんですか...？｣
A｢え...!?だって私国民的アイドル兼歌手兼女優だし、他の男の子は絶対私の事好きだし｣((ﾎﾞｿｯ
あまり良く聞こえないがなにやら自信満々だったのに...(泣)的な事を言いたいようだ
ていうか
大野｢......それならネタばらししないで黙って僕に告れば良かったんじゃ？｣
A｢へ？...｣
そいつはボケーっとした顔でオイラを見てくる
大野｢少なくとも、ＯＫする確率は上がっていたと思うし...｣
A｢えっ！？｣
大野｢しかもその作戦？を僕に教えてもあんまり意味がないような...気もするし｣
A｢えっ!?(泣)｣
大野｢なんか自分に自信があるようですが...僕今日まであなたと話したことありませんし？｣
A｢え！？｣
大野｢下準備とかしてた方がよかったんじゃないでしょうか？｣
A｢うぅ...｣ﾁｰﾝ
オイラのどストレートな正論にそいつはうずくまって泣いてる...
さっきまでオイラをマヌケ顔とか言ってた奴とは大違いだ
そんな事を考えてるとうずくまってた奴がむくむくと起き上がりその場で正座し僕を見上げる
A｢仕切り直しは...？｣ｳﾙﾙﾝ
うっ！？顔はオイラの好みだから上目遣いは、すごい破壊力だ...
大野｢いや...無理ですよ...｣
A｢お願いしますぅ...純粋な恋心なんですぅぅ｣
人を利用しようとしてる時点で純粋じゃない気がする...
大野｢えー...(汗)｣
A｢隙ありっ...!!｣
大野｢うわっ｣
そいつは正座したままオイラの腕をひきオイラを倒れさせた
つまり今はそいつに床どんしている状態...
これは...何かまずい？？
next
大野｢まさかの形勢逆転かよ...(泣)｣→←大野｢告る相手まちがってますって｣
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作者名：んあんあ x他1人 | 作成日時：2016年7月19日 7時
