大野｢告る相手まちがってますって｣ ページ3
キーンコーンカーンコーン
大野｢約束の5時だっつーのにおせーな...｣
オイラはあの後逃げようとしたけど...
────────
大野｢よしっ...断ってこよう｣
二宮｢いや、何言ってるんですか!?｣
大野｢俺無理だよぉ〜(泣)｣
二宮｢女の子の勇気を踏みにじる気ですか！！｣
大野(...！そうだ！なんか言われてもずっと黙ってれば！)
二宮｢いいですか!!大野さん、あんた！極度の恥ずかしがり屋なのはわかりますけど絶対無言はやめてくださいね...((大野｢ギクッ...｣
二宮｢お前マジクズだなっ！？｣
大野｢怒るなよぉ〜｣
────────
かずに怒られ今に至るわけで...
そんな事を考えてるととうとうやってきた
A｢す、すみません!!またしてしまって｣
前から走ってきたのは、黒髪ポニーテールの女の子...教室では、気づかなかったけど確かに顔もちっちゃい
それに...外見がオイラのどストライクすぎる
大野｢いや、そんなに待ってないし...
それで...用って...なに？｣ﾌﾆｬ
ヤバイ顔がにやけてしまう...
確か、かずは告白って言ってたような...
A｢あの...私...｣
大野｢うん...｣
A｢二宮くんの事が好きなので付き合ってください!!｣
大野｢うんうん...僕の事が...ってえ！？｣
は？二宮!?それってかずのことか！？
オイラ、大野智だよな...
え、なんでわからん...
オイラが問題とかなぞなぞ苦手だからわかんねぇのか？
関係ないよな...苦笑
大野｢あの...告る相手まちがってますよ？｣
A｢へ？｣
目の前の女の子はキョトンとしてる
ほんとに間違ってたのかな？
大野｢僕...大野智で、二宮和也は、今日君が教室で話してた人で...｣
A｢なんだ、間違ってないじゃん｣
は？へ？まちがってない？
この子いきなり態度変わりすぎじゃない？？
目の前の子はいきなり敬語をやめ自分の髪の毛をくるくると指にからみつける
A｢はっｗｗｗなにそのマヌケ顔笑だから言ってんじゃん？二宮くんの事が好きだからつきあってって！｣
大野｢え、...｣
頭の回転が追い付かない
なんでかずが好きなのにオイラに告白を？
態度変わりすぎじゃね？
口悪すぎだろ!?
大野｢お前...何なんだよ...｣
どうやらオイラは大変なことに巻き込まれそうです。
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『わたしぃ女優なんで』→←大野｢僕を置いて話進めるなよぉ(´･ω･`)｣
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作者名：んあんあ x他1人 | 作成日時：2016年7月19日 7時
