epi.3 ページ4
中に入るとまだ少しザワザワしている教室
宮治は寝ているためか、周りに女子はいなかった
そーっと近づいて起こさないよう後ろの席に座る
そしてカバンからノートやら筆記用具やらを出していると
宮治『なぁ。』
いつの間に起きてたのか、宮治がこっちを向いていた。
『はぁ、なんですか？』
宮治「A、って言うんやな」
『……』
今すごい顔してますよ。
え、なんで知ってるん。って言う疑いの顔してます。
宮治「そのノートに名前書いてるから。」
『あ、ほんまや。ってなんで考えてること分かるんですか。』
宮治「ホンマに面白いな自分」
いや、だから面白い要素どこ。
『先生くるんで前向いて貰っていいですか。』
そう私が言うと先生もちょうど入ってきてくれた
先生グッドタイミング！！！！
宮治も前を向き、ほっと胸を下ろした
、
、
「(チャイムが鳴ったら速攻で逃げよ)」
そう思いながら、つまらない先生の話を聞き
これからの1年の抱負やらなんやらを黒板に書いている
机の下で携帯を開き、SNSを確認していると
また角名から1件の通知が来ていた
角名�狠襦�屋上来て��
�爐覆鵑如↓�
朝の会中なのにまたもや既読は秒でついた
角名�爐�昼、どうせ1人でしょ��
�猜未砲い弔發里海箸笋�らいいよ��
角名�爐犬磧△茲蹐靴�。��
�犢圓�んで！！！！��
それから角名からは既読がつかなかった
うわぁ、もうめんどくさい……
まぁ別にいかんでもいいか。
後でメッセージ入れとこ。
そうして、休み時間、教室から出まくって
4時間目、まさかの後半自習。
いや、まだ新学期1日目ですよ？？？
先生も資料も取りに行くと言って教室を出る
その瞬間、宮治は後ろを向いた
宮治「なぁ、お昼一緒に食べようや」
『え、誰にゆってんの？？』
宮治「いやいや、Aに決まってるやん」
ちょい待て、なんで私やねん。
そしてなんで下の名前で呼び捨てやねん。
いろいろツッコミたい
だがしかし、
ここで宮治と盛り上がってしまったら世の終わり
私はニコッと笑い
『ごめんなぁ、もう先約あるねん。』
と言った。角名、ありがとう。やっぱいくわ。
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結衣 - 読んでてドキドキ止まりませんでしたぁぁ(՞ . .՞)♡ (4月7日 13時) (
レス) @page49 id: 5727d31c28 (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - 砂糖よりの塩じゃない方さんっ！！あなた様は神です。(ガチ)ファンです！ (2023年4月2日 23時) (レス) @page49 id: 5fa05c04a7 (このIDを非表示/違反報告)
多純 - 「昼のチャイムがなりそうになり」が、「昼のチャイムかなりそうになり」になっていましたよ！ (2023年1月12日 11時) (レス) @page7 id: cf354936d6 (このIDを非表示/違反報告)
全推し - ↓下に同じくうう！ (2022年7月30日 17時) (レス) @page50 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
パインじゃむ - えっっっっっ好き←( ✌︎'ω')✌︎ (2022年2月12日 14時) (レス) @page2 id: a53206b000 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂糖よりの塩じゃない方 | 作成日時：2020年8月23日 8時
