epi.29 ページ30
家へ入ると、まるで自分の家かのようにソファへ座る宮侑。
治は、食材を冷蔵庫になおしてくれる。
治「なぁ、やっぱ侑となんかあった?」
『私もわからん……』
治「はぁ?」
『と、とりあえずご飯作るから、おふろはいってき!宮侑と一緒に。、』
治「一緒には入らんわ!」
『ははっ、うそうそ』
いつも通り笑いながら治と話していると、また不機嫌そうにこちらを見る宮侑
『宮侑も、お風呂入ってきていいよ?』
宮侑「治、俺の着替え。、」
家に取りに帰ってからこちらへ来たのか、下着まで持ってきてる。
まさか、、、
『え!?2人とも泊まるの!?、?』
治「うん!」
宮侑「うるさぁ、」
、
キイテナインデスケドー。
まあいいか……
部屋は余ってるし、
私はお母さんの部屋で寝よっと。、
そう思いながら、夕食の準備を始める
、
宮侑と治の楽しそうな会話を聞きながら夕食の準備が終わる。
髪の毛を乾かせだの、それは俺のだの。
ホンマに仲良いねんなぁ、
『よし。』
できたよーっと声をかけると先に返事するのは治
宮侑は、後ろから着いてくる。
治「うーわ!今日肉じゃがやん!最高!」
『まぁそんな凝ってないけどね!とりあえずいっぱい作ったよ!』
宮侑「うまそ……」
『ははーん?宮侑くん〜?ヨダレ出てますよ〜?』
宮侑「はぁ!?出てへんわ!!」
『ははっ、ほら食べよ?』
宮侑「ちっ、。」
治「やっぱ仲ええやん笑」
、
3人で食べ始めると、宮侑が手を止めて私の方を見る。
宮侑「おい。」
『ん?』
治「おい、侑。Aには名前ちゅーもんがあるねん、」
宮侑「……A。」
『え、あ、はい。』
そんな不機嫌そうにされても……
宮侑「……ごめん。」
そのまま、私に頭を下げる宮侑。、
『えぇ!?』
宮侑「おれ、前酷いことゆったから……」
『……』
宮侑「治と話してたんや。バレーに女は必要なんかとか、うるさいだけやとか……俺はそう思ってたから……。
でも、Aは違うって、治は言うた。
バレーのルールが分からんからって練習を放棄しやんし、自分に出来ることはしたいって言ってくれる子やって。
俺はなんもわかってなかった。
ごめん。」
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結衣 - 読んでてドキドキ止まりませんでしたぁぁ(՞ . .՞)♡ (4月7日 13時) (レス) @page49 id: 5727d31c28 (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - 砂糖よりの塩じゃない方さんっ!!あなた様は神です。(ガチ)ファンです! (2023年4月2日 23時) (レス) @page49 id: 5fa05c04a7 (このIDを非表示/違反報告)
多純 - 「昼のチャイムがなりそうになり」が、「昼のチャイムかなりそうになり」になっていましたよ! (2023年1月12日 11時) (レス) @page7 id: cf354936d6 (このIDを非表示/違反報告)
全推し - ↓下に同じくうう! (2022年7月30日 17時) (レス) @page50 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
パインじゃむ - えっっっっっ好き←( ✌︎'ω')✌︎ (2022年2月12日 14時) (レス) @page2 id: a53206b000 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:砂糖よりの塩じゃない方 | 作成日時:2020年8月23日 8時