甘い匂いが9こ。 ページ11
・
夢主side
『ぅ…、ッぁ!!』
身体がアツい。
あれから私はグルグルと掻き乱された頭の中で行き場を必死に探した。
そしてふと思いついたのが保健室だ
このまま教室に戻るくらいなら保健室へ行って薬を貰う方がよっぽど良い。
危険なリスクも低くなるし…
そう考えた私はガクガクする足を抑えて保健室へと向かった
・
そっと扉を開けてみると、人は…いないみたいだった。
だから先生もいなかった
『ぁ…はっぁ、は…ぁ』
乱れた息を必死に整える様に息を吸っては吐いた。
足には力が入らなくなりその場へと崩れ落ちた
だがしかし、人がいない今、動かないわけにはいかない。
これなら誰にも見つからず薬を飲んで何もなかったかのように終わる、そう思って急いで棚を調べるが、
『…っ…ない…!!』
いくら探しても棚にはなかった。
隣の棚や引き出し、開けるところは全て開けた
けどそれでも何処にも薬はなかった。
諦めかけていたその時
・
「お前が探してるのってこれか?」
『っ…、ぁ…』
背後から声が聞こえたと思えば耳元で囁かれる
1つ分かることは
さっきの彼ではないということ。
342人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
菜柚丸(プロフ) - 幻桜鬼さん» 返事遅くなりすみません…。私自身ハイキューキャラの口調をあまり理解していないので菅さんの口調にもだべを沢山入れていました。不快な気持ちにさせてしまいすみませんでした。指摘ありがとうございました!これから気をつけます。 (2015年1月20日 18時) (レス) id: a935466ef8 (このIDを非表示/違反報告)
幻桜鬼(プロフ) - すいません。あの菅さんの口調にだべだべ使わない方がいいと思います、実際は試合のあの「1本切ってくべ」しか使ってませんし...。細かい指摘すいません (2015年1月10日 23時) (レス) id: 345ad936f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:菜柚丸 | 作成日時:2014年12月26日 13時