急がば回れ ページ26
:ソンジェ視点
○組に着いたのは良いものの…
『…イ・Aさんは何処行ったの?』
何で本人が居ないんだよ!
「少し前にミニョク先輩とどっか行ったよね〜?」
「あの子なら知ってるんじゃない?」
クッソ、ヒョンに先越されたか…
○組の前の廊下にいた女に聞いたところ、ユリという女が知ってるらしい。
俺は教室のドアを開けた
『ユリちゃん、居る?』
「…なんですか?」
出てきたのは…確かソヨンの取り巻きの子だよな?
そんな事はどうでもいい。
『イ・Aさんは何処行ったの?』
「私にもわかりません。」
ユリという女はそう言い残して教室に戻って行った
はぁ…何なんだよ全く。
「2人で仲良く手繋いで屋上行ってたけど?」
『…イルナヒョン!?』
急に現れたイルナヒョン。
何でヒョンがそんな事を知ってるんだよ…
「何か2人、仲良さげだったぞ?」
ニヤニヤして俺を見るヒョン
『俺、行って来る。いつも俺ばかり負けて悔しいんだよ!』
「…もう辞めとけ。お前、後悔することになるぞ。」
それだけ言って、足早に立ち去ったヒョン。
…どういう事だ?
キーンコーンカーンコーン
その時、昼休みの終わりを知らせるチャイムが鳴った。
『…って俺遅刻じゃん!』
廊下に俺の独り言と走る音が鳴り響き、教室からは笑い声が聞こえた。
206人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ - なんか、みたことある… (2016年2月23日 0時) (レス) id: d815a789f7 (このIDを非表示/違反報告)
すん姫 - 完結したんですか? (2015年11月7日 12時) (レス) id: c7d17f3c74 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - とてもストーリーがおもしろくて次が気になるくらい楽しみです!更新ファイティン (2015年7月4日 11時) (レス) id: ddd898517e (このIDを非表示/違反報告)
ぁずみにょ - 向日葵さん» 更新待ってました♪頑張ってください! (2015年5月24日 16時) (レス) id: 7ccebcae46 (このIDを非表示/違反報告)
すん姫 - 向日葵さん» 更新ありがとうございます^^ソンジェとくっつくんですね、一体どんな形でくっつくのか楽しみです♪ (2015年4月12日 11時) (レス) id: 7ccebcae46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:向日葵 | 作成日時:2015年2月22日 16時