モテ男とダサ女の秘密

初めての感情 ページ18

:ミニョク視点



こんなのはただの遊びだ

俺がいつもの様にこのゲームに勝って、二万を貰うはずだった…彼女に会うまでは。


図書室で俺が前髪をあげた時、彼女の可愛い顔を見てまさか一目惚れしてしまうなんて思いもしなかった。

俺が顔を近づけただけで赤くなる彼女

俺はあの時、もっと彼女と居たいと思って咄嗟に思い付いたのは美容院。

長くなった髪を切った彼女は意味がわからないくらい可愛かった


今は二万よりも、何よりも俺は彼女が欲しい。


その時、家の門にもたれかかっている人影が。

『イルナ…？』

「ミニョクヒョン。このゲームは手を引いて。」

怖い顔で俺を見るイルナ

イルナはいつも俺とソンジェがする、このゲームに半ば呆れている。


『…お前が言いたいことはわかってる。でも今回は本気だよ。』

「俺はその事に関して言ったんだけど？…だから早めに忠告しに来た。」


まぁいいや。じゃあね、と言って帰って行った

何の忠告なのか全くわからない。

イルナは何を知ってるんだ…？


この日はしばらく寝付けなかった。


( 作者です。これから〜視点と書いていたら、その人の視点の話しという事にします。無記入の場合は主人公です )

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