モテ男とダサ女の秘密

ごめんなさい ページ15

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これは正直に話すしか無い…。

いや、待って？

別に私が来たくて来たわけじゃ無い…あぁ駄目

犯罪者になる前に土下座しよう。


『あの…ミニョクさん。私手持ちが150円しか無くてですね〜アハハ…』

苦笑いしか出来ず続きを言うのを躊躇ってしまう


肝心のミニョクさんも、は？という表情。

ですよね、これじゃ切り逃げになりますよね〜

どうしようどうしようどうし……


「いや、何言ってんの？俺が払うよ？」

『ですよね、ごめんなさ……え？』


" 俺が払うよ " ？？？？


「だって俺が勝手に連れて来ちゃったし(笑)」


そう笑顔でお会計をするミニョクさんが天使に見えた。

『あの…すいません、本当〜』

「良いって！でもこの仮はいつか返してもらわないとな〜？」


いやぁ本当ありがたい…


「ありがとうございました！お気をつけて〜」

店員さんに見送られ、外に出ると日は沈んで薄暗かった。

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