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片想い . 3 ページ3











いちか「ねぇ、何故に今レポート書いてるの?」






「...いや、そんなの私が1番聞きたい。」









今は昼休み。




学校の食堂で生徒の多くがご飯を食べたり、レポートを書いたり、友達と話をしたり、時間の使い方は人それぞれ。









ちなみに友達のいちかは、うどん。
私は、パンを食べながら今日提出のレポートを書いている。






そりゃ、集中する為には静かな環境が欲しい。









しかし、私達が座っている席の隣から、尋常でないくらいのシャッター音が聞こえて来る。









きっとインスタ好きの女子が何か映えるものでも見つけて写真を撮っているのだろう。









髪をかきあげれば、さらに増すシャッター音。



私が、水を飲めばまた増すシャッター音。









隣から聞こえて来るシャッター音は、私と連動しているんじゃないかと疑いたくなる程、私が何かをすればシャッター音は増すばかり。









いちか「いや、あんたさ、少しは隣くらい見たら?」






「だってさ、レポート何もかいてないんだよ?
てか、レポート提出って聞いたの一昨日だしさ、ね?」









レポートが完全な白紙状態の私に、隣なんて見てる暇も無ければ、人と話している暇もない。









いちか「いや、"ね?"じゃないから。
そのレポート2週間前くらいから教授に言われてたっしょ。提出してくださいって。」









「私、3歩歩けばどうでもいい記憶すぐ消せるから。」









こんなこと言ってたらまた、お母さんに怒られるのだろう。









苦手なパソコンと向かい合いながらレポートを完成させる。









周りなど見ている暇は無く、いちかに"隣を見ろ"と何度も言われていたことすら私は、忘れていた。









_______________




明けましておめでとうございます!(遅い)






作者でございます。






突然、作品名を変えてしまい申し訳ありませんorz






題名は変わりましたが、このお話は続けていくのでよろしくお願いします(_ _)









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作者名:ぽんず。 | 作成日時:2018年12月27日 14時

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