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松「で、なんなん?5時ラストって」
「ああ、5時からラストの時間までのシフトですよ〜ってこと。」
松「へぇ〜、業界用語みたいで面白いな」
「別にみんな使ってるけどね」
スケジュール帳をかばんにしまって、コンビニで買ったメロンパンを取り出した
「そういえば、今日もともと私のバイト先にいた人が帰ってくるって言ってた」
松「どゆこと?」
「なんか前に働いてたらしいんだけど、学校の都合が悪くてしばらく入れなくて…でもまた帰ってくるんだって」
松「へぇ〜、男?女?」
「男の子らしい。私と同い年の」
松「え!いいやん!イケメンやったら捕まえといでや!あんた彼氏おらんねんから!」
「いらないよ〜別にそんなの」
自分には全く関係ないくせに 何故か目をキラキラ輝かせながら まっちゃんは私の方をじっと見た
松「なんや、つまらんなぁ」
はぁ、とため息をついた後 まっちゃんはお昼ご飯をかばんから取り出し 「いただきます」と両手を合わせてから 食べ始めた
まっちゃんは面白がってるだろうけど
バイト先の男の子が イケメンだろうがなんだろうが
今の私には全く関係ない
というか興味がない
何故なら私は ある人に想いを寄せていたから
「あ、またAちゃん そのメロンパン食べてんの?」
突然後ろから聞こえてくる 声に 心臓が高鳴った
私の大好きな声
松「あ、神山くん、」
声のする方に座ったまま体を向けると
キラキラ眩しい笑顔をした 神山くんが私の後ろに立っていた
同じクラスだけど 年は1つ上の神山くん
もともと大学に通っていたけど、やっぱり自分はこっちの方が合っている と 大学を中退して 専門学校に入学したらしい
神山くんの器用な手つき、作り上げる作品の素晴らしさ…
全てにおいて完璧で 尊敬の気持ちから入ったかもしれないけど
それと同時に、柔らかい性格、 時に見せる男らしい一面
そんな神山くんに惹かれて行き いつのまにか好きになっていた
神「おいしい?それ、いつも食べてるけど」
「うん、美味しい…」
神「そんなに言うなら俺も買ってみようかな〜」
と、くしゃっとした笑顔で神山くんは笑う
その笑顔にまた 好き が大きくなった
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びょん - 胸が痛い… (2018年11月24日 0時) (レス) id: c3f9488cbd (このIDを非表示/違反報告)
OOO2126(プロフ) - キュンキュンを通り越してギュンギュンした(イミフ)バイク二人乗りは死んだ、何回も読んでます!続編か、小瀧長編読みたいです\(^o^)/ (2018年2月24日 6時) (レス) id: 2cffad585b (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - あ、チャラひろさんのここに書いてしまいごめんなさい。何か盛り上がって書いちゃいました。昨日の夜、他の作者さんがゆこさんのお話薦めているので知ってハマってしまい一気読みしてます!どの濱ちゃんも溜まらんです!ゆこさんに出逢えてよかった!大好きです! (2017年10月18日 14時) (携帯から) (レス) id: b00addc009 (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - プライベッターの読みました!ヤバかったです!まだ、本編も読了してへんのに…でチャラひろのバレンタインの個人的にヤバイツボでホントん゛ー!ってなりなから足バタバタする位濱ちゃん可愛いっ!ご馳走様でした! (2017年10月18日 14時) (携帯から) (レス) id: b00addc009 (このIDを非表示/違反報告)
ゆこ(プロフ) - サミさん» コメントありがとうございます。私の作品でニヤけてるなんて、嬉しいです…これからもサミさんをニヤけさせられるように頑張りたいです…! (2016年10月27日 10時) (レス) id: cf443e0b0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆこ | 作成日時:2016年10月7日 17時