6.ティータイム ページ6
『はい。エミさんと…ゾムさんが案内してくれました。』
「ゾムは驚かしたかっただけだと思うが…まあいい。二人を呼んで茶にしよう。」
「グルさん、ありがとな！エミさん呼んでくるで！」
『ひゃっ？！』
名前が出た後、間髪いれずにゾムさんが天井から降ってきた。
ドアから出てったと思ったら、エミさん抱えて速攻で帰ってきた。
…クッキー多目に焼いといて良かった。なんて現実逃避で的はずれな事を思っていたが、やっぱり普通じゃないんね…
『えっと、ティーセットをおか「これでいいか。」ありがとうございます。
アールグレイいれてきたんですけど、皆さんそれでいいですかね。』
「ゾム氏、エミさんがあんだけ惚れ込む紅茶だから、不味いわけはない。」
「グルさんがあんだけはまる菓子なんやから、不味いわけはない…ですね。」
「のようなので、響哉くんよろしく。」
『お皿をかり「これでいいか」手際のよさ凄いですね。』
クッキーとスコーンをなるべく丁寧に並べる。
男装してるからといい、ここで手は抜けないのだ。
「響哉くん、繊細というか華奢やね。可愛らしいわぁ」
『ゾムさん、ちょ、腕のとこ持って地味にくすぐらないでくださぃ…っ！』
自然に腕を引かれ、ゾムさん側に持ってかれる。
『あ〜〜…砂糖とミルクとレモンでも持っててください。』
「ちぇ。」
〜数分後〜
「うんまっ…」
「食にうるさいコイツが言うってことは…やっぱりマジでうまいんだな。」
「この料理なら食害しても誰も怒んないんじゃないか…ってくらいウマイわ。」
『最後のはよくわからないけど…とにかく口にあったようで良かったです。』
「響哉くんも一緒にお茶しましょう。」
エミさんが優しい口調でいう。
『紅茶が少し残ってるから、お言葉に甘えさせていただきます。』
差し出してくれたカップを受け取って、紅茶を注いだ。
「響哉くんはここに毎日届けに来てくれるの、大変やないん？」
『僕？早起きは得意なので大丈夫ですよ。バタバタして起こしてしまったらすいません。』
「敬語をもう少し崩してくれてもいいんだゾ」
『ありがとうございます。出来たら崩しますね。』
四人で他愛ない話をしながら、お茶を楽しんだ後、
『そろそろ開店時間なのでおいとましますね。
グルさん、ゾムさん、エミさん、また明日。』
と、言葉通りおいとました。
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虚兎 - 好きです可愛すぎます大好きですこれは神作品まじでプロ (2019年3月2日 17時) (
レス) id: 2c78955ed2 (このIDを非表示/違反報告)
鑑くん - 沼猫さん» しんぺい神が喜んだりは…しませんよね〜！さすがに (2018年11月25日 10時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
沼猫(プロフ) - 教えていただき、ありがとうございます。フォレストは確かに腐が多いので、本人が見るとダメージスゴそうですね…。 (2018年10月13日 22時) (レス) id: b9c388a7d7 (このIDを非表示/違反報告)
白露愁(プロフ) - コネさんがフォレストページっていうまぁ、腐った小説が多いサイトを見てしまったことが原因らしいです (2018年10月13日 18時) (レス) id: fdec65d328 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沼猫 | 作成日時：2018年10月8日 22時
