27.医務室こわい ページ27
Aは書記長室を出た後、少し迷ってしまっていた。
さっきまで道わかってたはずなのに…！！
と顔をしかめながら、廊下を歩いた。
こんなところ来たことない。
厨房までの道を聞こうと人の気配がした部屋に入ると、
si「あれ？響哉くん、いらっしゃ〜い。」
薬品の香りで医務室であることを理解した。
(tn「…迂闊に医務室行くと食われてまうかも知れないから気をつけてな。」)
あの言葉と一緒に。
『え、え…？ここ医務室ですか？』
si「そうだよ？僕てっきりあんだけ釘刺されたのに掘られに来てくれたのかと思って嬉しかったんだけど。」
『掘ら…？』
純粋に意味がわからなかった。
次の瞬間、
ドンッ
後ろは壁、前にはしんぺい神さん。
si「…ぼやぼやしてると抱いてしまうで、てことやで？」
『へあっ！？僕、男ですよね？？！！』
(この際嘘とかは気にしない。)
si「響哉くん、男色って知ってる？トントンもあんだけ止めてくれとったのになぁ」
思考が一瞬止まる。
え、男装悪影響？！え？！な状態ですよそりゃ。
この際言ってしまえばいいのでは？女ですって。
と混乱しているとき、
かちゃ
金属音。扉の金具がたてた救いの音。
el「せめて響哉さんの了解を得てからにしてください。しんぺい神様。」
si「君はメイド長のエルザちゃん、だよね。」
el「私も彼に想いがあるんです。抜け駆けは、ズルい…です。
響哉さんはその様子じゃ道にまよっていたんですよね、ついてきてください。」
手を差し出されたので、その手をとってしんぺい神さんから離れて一礼し、医務室を出た。
なので、
si「普通の男となんか違うんだよなぁ…」
彼の呟きを知るものはいなかったという。
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虚兎 - 好きです可愛すぎます大好きですこれは神作品まじでプロ (2019年3月2日 17時) (
レス) id: 2c78955ed2 (このIDを非表示/違反報告)
鑑くん - 沼猫さん» しんぺい神が喜んだりは…しませんよね〜！さすがに (2018年11月25日 10時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
沼猫(プロフ) - 教えていただき、ありがとうございます。フォレストは確かに腐が多いので、本人が見るとダメージスゴそうですね…。 (2018年10月13日 22時) (レス) id: b9c388a7d7 (このIDを非表示/違反報告)
白露愁(プロフ) - コネさんがフォレストページっていうまぁ、腐った小説が多いサイトを見てしまったことが原因らしいです (2018年10月13日 18時) (レス) id: fdec65d328 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沼猫 | 作成日時：2018年10月8日 22時
