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__小学生の頃__

ザァーザァー、ザァーザァー


「ねえ、今日は何歌う?」


『んー、何歌おう……Aは?』


「私はね………」




毎日君と、砂浜に座ってこの会話をしていたね。

それが楽しくて、楽しくて仕方がなかった




でも、、、、





「涼くん、、」
「もう一緒にいられない」
「私お引越しするの」


『やだよ……離れるのはやだよ…』


「でもね、涼くん」


「遠くにいても涼くんの歌は絶対に忘れない
だからずっと歌い続けて、私もずっと歌い続けるから」


「歌を頼りにまた逢おう!」

『……うん!』


この約束をして、彼女は引越していった


それから僕はずっと歌い続けた

彼女とまた再会するために

ずっと、ずっと 歌い続けた


けど彼女は、






歌を辞めた

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作者名:ちひろ | 作成日時:2017年7月15日 22時

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