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光が1つ ページ2

───冷たい

雨が降る中、少女は空を見上げた
暗くどんよりとした雲が空を覆っている
人はいない
ただ赤い池が周りに広がっているだけだ

主「どうしてこうなったんだろう・・・」

答えはでない
答える者もいない
少女が──てしまったから

主「身を守ろうとしただけなのに・・・」

少女の周りには人だったものがころがっているだけだ
そう、少女が殺してしまったから

少女は慕われていた
最強であったから

少女は追われていた
最凶であったから

殺したくなかった
そこまでするつもりはなかった
だがもう遅い
後悔が、後悔だけが押し寄せてくる

「もう、ヤダなぁ」

これからどうするか
普通の人として生きていくことは不可能だろう
ならばどうするか
このまま死んだ方がいいかもしれない

「誰か殺してくれないかな」

消えたい
死にたい
そんな考えが頭の中をよぎる

?「ねぇ、こんな所で何をしているんだい?」

光がさした気がした

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作者名:鬼滅 | 作成日時:2018年11月21日 16時

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