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69.空っぽ(忠義side) ページ20
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家に帰ってきて一番初めに言われた言葉が、
俺ら付き合った。
は？なんでなん？
あんなにA、兄貴のことめっちゃ嫌ってたやん。
なんで？
もっと早く俺がAに伝えられてたら結果変わってたかもしれへんやん
まじで俺なにしてるん情けな…
そんなことを考えていると、なにやら額に冷たいものが触れた。
なに？と思い左手で触って見ると、涙だった。
はあ…俺なに泣いてるん…だっさ
おれはもうどうにでもなれと思い、すぐに元カノに電話をかけた。
忠「なあ、もしもし久しぶり。俺やけど…」
会いたい。
家に行ってもいい？
一ミリも元カノには未練なんて全くないが、俺の口からどんどん溢れ出す中身のない言葉。
そして俺は元カノの元へ向かった。
元カノに会っても、心は空っぽのままだった。
俺はそのことに気がついていないふりをして、付き合っていた時のように優しく触れようとした。
もう何が何だかわからない。
確かなことは目の前の快感を得ること。
ただそれだけだった。
そして俺はそのまま元カノの体だけを愛した。
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グリーン - めっちゃ好きです！楽しみにしときます！ (2019年7月8日 14時) (
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作者名：まよねーず | 作成日時：2019年3月25日 11時
