君に話しておきたいこと Yuto.N

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雄登「ちょっとこっち来てくれる？」






『あ、はい！』






ザワザワし出す教室。






「え、那須くんから呼び出し?!」

「Aさんって那須くんと接点あったの？」






めちゃめちゃ注目浴びてるじゃん！！




当たり前か、







だって那須くん女の子に囲まれてても
あんまり話してくれないらしいし、
露骨と嫌な顔する時もある。









少し歩いて

今はあまり使われていない校舎に来た。








すると那須くんが立ち止まって振り返る。









雄登「ごめんね、呼び出しちゃって。」








『いやいや、！大丈夫です！』







逆に那須くんに呼び出されて
イヤな女の子なんているのかな。





そんなことを考えていると那須くんが…





雄登「今日、龍我休みなんだよね。

だから俺が代わりに委員会の仕事することに

なったんだけど…良いかな？」









龍我くんは同じ図書委員をしていて
当番も同じだから結構仲良くさせてもらってる。



那須くんと仲良いから色々エピソードも聞けるし
週1の楽しみでもある。



そんな日の放課後を那須くんと過ごせるなんて…









『あ、そうなんですね！全然大丈夫です！』








平然を装ってるけど結構やばい。









那須くんに呼び出されたことも

名前呼ばれるのも

放課後一緒に過ごせる時間ができることも。








ホントに私、ゾッコンだな、









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評価お願いします！！！

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