君に話しておきたいこと Yuto.N

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それから仕事をしながら色んな話をした。



好きな食べ物のことや好きな科目、友達のこと、野球のこと。






たくさん雄登くんのことを知れた。




雄登くんが気さくに話してくれるから緊張もなくなってきたし。








雄登「Aちゃんって今、浮所と席隣だよね？」




なんで知ってるの？





『うん、そうだよ。』





雄登「…仲良いの？」





気になる？そんなこと。






『んー、今日初めて話した！』






雄登「ふーん、そうなんだ。」





なんだ、その反応の薄さ…。









それも気になるけどこんな話を振ってみる








『雄登くんってモテるよね。』








雄登「え、まぁ…うん、」






少し照れたように顔を背けながら言う。









『いっぱい告白されてるのに何で彼女作らないの？』







疑問に思っていたことを思い切って聞いてみる。






雄登「んー、今まで野球一筋だったから






あんまり恋愛に詳しくないというか…





よく疎いって言われるし…」








『そうなんだ、』







雄登「興味がないわけではないんだけどね…(笑)」








興味はあるんだ。私にもチャンスあるじゃん。








雄登「あと付き合わないのは









気になってる子がいるから…かな、」









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