綴桜堂 (ページ8)

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第八話ページ8

舞葉side

漓雨と約束して、数日後。
時間あれば綴桜堂にいつも行ってるけど、今日は特別感あって嬉しくてワクワクしてる

漓「小学生みたいにはしゃぐ大学生は舞葉しかおらんわ」

ツッコまれたけど、それは置いといて←無視かい！

『まぁ、いいじゃん。二人でどこか行くのも何年ぶりって言うぐらいだし』

漓「そうやんなぁ」

そろそろ着く頃

漓「そう言えば、私の友達の子が」

〜回想〈漓雨side〉

お昼、友達と食堂でご飯食べてる時

凛華「ねぇ、漓雨〜」

『どしたん？』

凛華「ここの新しいお店知ってる？」

と、凛華が見せて来たのは、今度舞葉と行くお店

凛華「ここ、一回でもいいから行ってみたい」

『じゃあ、今度学校終わったら一緒に行く？』

凛華「え！！いいの？」

『おん！ええで！』

凛華「やったー！ね、いつ行く？」

『気が早いねんw』

現在〈舞葉side〉

『へぇ〜、でも、たまに行ってるけど人があまりいない感じはする』

漓「そうなん！？笑」

『うん。あ、着いたよ！』

漓「ここなん？！マンションから近いやん」

『いつも行ってる所もいいけど、こっちもいいなぁって』

……え、

双子「定休日！？！」

漓「この前行った時、書いてあったん？」

『いや、書いて……ぁ、多分緊張しすぎて見てない、かも』

漓「どこに緊張すんねん！」

『その日にできたお店だったし、お客さん私含めて数人しかいなかったし』

また今度来よう、と言って渋々帰ってると

漓「舞葉、危ない！」

前を見ていなかったのか、漓雨に言われた瞬間誰かにぶつかって倒れそうになり、目を無意識に閉じた

？「あ、危ない！！」

倒れたんだ…とそっと目を開けると

？「大丈夫、ですか？」(ｺﾃｯ

『ぇ…』