「82話」 ページ3
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あ「はい、みんな準備終わったー？早く行くよー」
１階からあるふぁきゅんの声が耳に届き、まだズボンのベルトを選んでいたAは慌てて手を動かし、適当に掴んだ茶色のベルトを素早くベルトループに通してドアの前に掛けていた小さめのリュックを背負った。
「忘れ物……は、無いよね。」
部屋をぐるりと見渡す。
「あ」
CDデッキに正面のジャケットが見えるように立てかけて飾っておいた“それ”と目が合った。
「一応これも持っていっとこうかな」
みゅさんのファーストアルバム。
どうしても店頭で買いたくて、変装して行ったっけ…。懐かしい。
ク「…ぁ、あの、A…。そろそろ行かなきゃ…」
！？
ク「あ、や、なんか思い出に浸ってるところごめんね！いや、てか勝手に女の子の部屋覗いたりして本当僕バカだよね！！うん！ご、ごめん！！」
クプラさん！？
「い、いや、逆に私が遅くなっちゃってごめんなさい！すぐ行きます！」
私そんな長い時間思い出に浸ってたとか恥ずかしすぎるんですけど！？ていうかクプラさんそれ知ってるってことは！？え！？いつから！？いつからいた！？ええ！？！？
頭が痛い…だいぶ焦った。
アルバムをカバンの中にしまってドアの前に立つクプラさんの元へと急いだ。
ク「…さっきのって」
渦巻いた階段を降りようとするときクプラさんが言った。
私にはハッキリと聞こえたけれど、本人は呟いた程度なんだろうな。
「さっきの？」
ク「え、あ、いやっ…なんでもないっ！」
聞き返すと案の定焦って小走りをするように階段をトトトト、と降りていってしまったので後を追う。
あ「あ、きたきた！……おいトゲトゲ、影鬼たんに変なことしてねえだろーな？」
ク「してない！！」
みんなはもうすでに玄関に集まっていたようだ。
「ごめんなさい、遅れました！行きましょう」
それからクプラさんはあるふぁきゅんから逃げるようにして私の後ろに来たが、視線は背中のリュックに集中しているように感じた。
ラッキー歌い手(動画を見るといい事あるかも！？)
ふに(妹)さん
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6ジオ - もう誰も見てないかも知らないけど、こっそり戻ってきました。 (2021年10月25日 23時) (
レス) id: 6b3c8c6f27 (このIDを非表示/違反報告)
6ジオ - mil6さん» そうなんだね！じゃあ呼び方はそのままでw (2018年8月31日 13時) (レス) id: dc71f9da98 (このIDを非表示/違反報告)
mil6(プロフ) - 6ジオさん» ほんとだww私今絵描いててさその時の名前がこれだったからこっちも改名したw呼び方はなんでも良きよwそのままでもw (2018年8月9日 13時) (レス) id: 7bc7080827 (このIDを非表示/違反報告)
6ジオ - mil6さん» ありがとう(TT) 改名！！呼び方変えた方がいいかな？ってか「6」同じー！！ (2018年8月6日 20時) (レス) id: dc71f9da98 (このIDを非表示/違反報告)
mil6(プロフ) - 6ジオさん» んーだいじょぶよw改名したーw (2018年8月4日 23時) (レス) id: 7bc7080827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：6ジオ・宗＊ | 作成日時：2017年8月2日 22時
