＊ マッサージ機 ページ8
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雑誌のペア撮影中で先に終わった私は楽屋でふっかと2人。
私もふっかもお互い携帯をいじってるし別に2人っきりが苦ではないんだけどなんとなく沈黙は気まずいなって思ったり ...
「 なにしてんの？ 」
ふっかが座ってるソファに移動して携帯を覗き込めば映っているのは某通販サイト。そして調べてるのは手軽に使える様な小型マッサージ機 。
「 おじいちゃんじゃん 」
辰 「 おぉい！おじいちゃんやめろ 」
「 ははっ(笑)なに 、ふっか最近お疲れなの？ 」
辰 「 まぁ 、正直しんどいよね 〜 。 」
有難いことにグループでも個人でもたくさんお仕事をいただけてる私たちは体に限界がきてるメンバーもちらほらいたりする
「 なに 、それ買うの？ 」
ふっかが見てる画面を指さしながら聞けば 、迷ってるんだよね。なんて言うからこれはもう動くしかないっしょ。
渡辺 、動きます。なんちって(笑)
辰 「 まぁ 、整体行けばいいかあ 〜 」
「 でも高いじゃん整体 」
辰 「 しゃあないよねぇ 〜 。頑張り時だし 」
でもまともに整体行く時間もないでしょ。なんて言葉は飲み込んでその日は早めに楽屋を出た。
目黒が一緒に帰りましょう！なんて言ってくるけど誰かと一緒に買いに行くと本人にバレそうだから断って家電量販店へと急ぐ。
「 あ 、あった 」
本人が見てたやつより少しいいやつを買い 、プレゼントらしく梱包してもらった。
ふっかの反応見るの楽しみだな 〜 なんて思いつつ違うのが良かったらどうしようなんて不安にもなったがまあ 、ふっかなら大丈夫だと思う。多分 、、(笑)
次の日は別の撮影があったため早めに楽屋入りして本人を待つ。
辰 「 おはようございま ... あ 、おはようA 。早いじゃん今日 」
「 ふっかこれあげる 。」
辰 「 え 、なにこれ 」
カバンを椅子に置き梱包を剥がしていくふっか。
辰 「 は 、え 、これ ... 」
「 いつもありがとうの気持ち。ふっか疲れてるんでしょ。これ使って疲れ取りながらゆっくり休んでくれたらなって 」
辰 「 .... いつの間にそんなこと出来るようになったんだよ 、
めっちゃ嬉しい ... マジで嬉しい 、ありがとう 、」
最年長で 、一人で抱え込みやすいふっか。
疲れなんて一切見せずに私達を引っ張っていってくれるSnowManの長男がゆっくり休めるように。
いつも私たちの面倒見てくれてありがとうねふっか。
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作者名：こーひー | 作成日時：2022年2月1日 4時
