二人のわたなべ (ページ47)

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「私まだ子供だしわがままからさ、簡単に割り切ることなんて出来ないし、なんで？どうして？って納得いかないこともすぐ表に出して ... っ、結局みんなを困らせてる、なんか昔に戻ったみたい ... っ、皆を、周りを振り回した昔みたいに ... っ、」

" そもそも私なんかがSnowManに入ってるのがおかしいんだよね "

そう言った瞬間視界が揺れ頬に鋭い痛みが走ったのと同時にメンバーが「阿部！！」と叫んでるのが聞こえた。

そう、私は今阿部ちゃんに叩かれたのだ。

亮「 ... っざけんな、俺らだって苦しいよ、まだ、まだ心の整理出来てないよ ... 勝手にひとりぼっちになってる気になんなよ ... っ！！」

目の前で泣いてる阿部ちゃんの背中を撫でるふっか。

私の横には涼太がいて、阿部ちゃんの向こうにはメンバーと動揺してる3人の姿が見える。

亮「なにが、" 私なんかがSnowManに入ってるのがおかしい " だよ。
自分だけ被害者ズラすんなよ、！仕方ないだろ、こうするしかねえんだよ ... っ、俺らにはこうする選択肢しか残ってなかったんだよ、」

「 ... 意味わかんないよ、もう訳わかんない、」

照「 A 、俺らは ... 」
「やめて ... っ、言わないで ... 何も言わないで、お願い、」

全てが敵に見える今、きっと何を言われても私は聞き入れることが出来ないだろう。

下手したらみんなを嫌いになってしまう。それが怖かった。

「ごめん、帰るね、」

私は鞄を手に取り会議室のドアに手を掛けた

『待ってください ... っ！！』

そう言って私の手を掴んだのは ...