50話 ページ17
A-side
ガラガラガラ
「らっしゃーい」
『ふーっすみませーん遅れちゃいましたー』
「…ご注文は?」
『えーと、ステーキ定食!!』
『焼き方は弱火でじっくりで!!まだ大丈夫ですか?』
「…ギリギリセーフだ。早く奥の席に行きな」
周りのお客さんは私が予約をしていたお客さんに見えているだそう
私はよかったーとホッとしながら奥の席に進んだ。
「こちらの部屋でお待ちください」
『はーい』
そして私はウキウキで奥の席に座る
ガコン!!ウィーーン
どうやらこの部屋自体がエレベーターになっているみたい
『それにしても楽しみだなー!!一体どれだけの念能力者が待ってるんだろー』
『早くつかないかなー』と言いながら部屋をグルグル回っていると
チーン
ちょうどB100の所でエレベーターが止まる
そして扉が開くとそこにはたくさんの人がいてこちらをじっと見ている
『……』
??え?
これ念能力者いるの?
私は少し考えながら前に進む
そこにいる人達は私を見定めるような目でじっと見ていたがしばらくすると目を逸らしていった
確かにただ者では無いかもしれないけど念能力者じゃないよね?多分
もしかしてここにいる人たちは受験者じゃないとか?
そんなことを考えていると小さな豆のような人が来た
「どうぞ番号札です。」
『ありがとー』
番号札には406の数字が書かれていた
「必ず胸に着けて紛失されませぬようお願いします」
『ねね、聞きたいんだけどさ』
「はい?」
私はしゃがんで小声で話す
『あのーここに居る人達ってハンター試験の参加者達であってる?』
「はい、ここにおられる方々はハンター試験の参加者で間違いありません。そしてあなたが最後の参加者になります。」
で、ですよねーー!!みんな番号札つけてるし分かってはいたけどね!!
とりあえずヒソカを探しつつ本当に念能力者が居ないか探って行こうかな
もし念能力者がいないなんてことがあったら…
.
とりあえずヒソカを殴るか
.
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作者名:Soyo | 作成日時:2020年3月23日 22時