45話 ページ12
コルトピ-side
能力を発動させたAは博物館の中へ侵入しかなりのスピードで駆け出す
Aの能力は腕相撲の時に見たけど他にも能力あったんだ
Aの腰あたりから出ている尻尾のようなものを見て少し驚いた
館内は表でウボーたちが囮になってくれているおかげで全然人が居な「おい!!ここにも侵入者がいるぞ!!」
というわけもなく結構たくさんの警備員が出てきた
中には念能力者もいるみたい
「A来たよ」
『おーけー!!』
Aは足に力を入れ高く跳ぶ
そして
ザシュッ
標的を能力の尻尾みたいので簡単に倒していく
すごい·····羨ましいな
.
.
『着いた!!よし、コルピーお願い!!』
「うん」
「
僕は能力で古書のコピーを作った
『すっご!!まじこれ本物と大差ないね』
『コルピーの能力ってすごいよね!!』
「そんなことないよ、僕はAの能力の方が凄いと思う」
「僕の能力って戦闘に使えなくていつも誰かに守ってもらってるから」
「僕もAみたいな力があったらなって羨ましがってた」
気づけば僕はそんな本心を口に出していた
言ったところでどうしようもないのに·····
『····コルピーはコルピーのままでいいでしょ』
Aは当たり前のようにあっけからんとした表情でそう言った
『だってコルピーの能力って私たちにとってすごく役に立ってるし、触っただけでそれを具現化させるなんて相当な想像力とオーラの量がないとできないよ!!』
『それに!!私たちは仲間なんだから守ってもらってるとか思わなくていいの!!』
そう言われた瞬間心の中でストンと何かが落ち着いたような気がした
そうだった僕は自分でこの能力を決めて死ぬ気でマスターしたんだった
「うん、そうだね」
『でしょ!!だから困ったことがあったら呼んでよね!!秒で向かうから!!』
そう笑顔で言うA
Aって闇の中にいるのに明るくてどこか優しい
そんなAが仲間に入ってくれてて本当によかった
こうしてAの初任務は大成功で幕を閉じた
.
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作者名:Soyo | 作成日時:2020年3月23日 22時