【HUNTER × HUNTER】白蜘蛛 part2 (ページ9)

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42話ページ9

A-side

私はすぐに念を発動してビスケに突っ込み、攻撃を続けるがその攻撃は全てガードされ防がれる

スピードあるな...力は無さそうだけど

全て見極められたのが悔しくて私は意表を突いてビスケの首に噛み付こうとする

｢·····っ！！｣

『え、これも避けるんだ』

しかしこれも避けられ距離を取られる

｢(こいつただものじゃないだわさ)｣

｢(念の能力も戦い方もまるで獣みたいだね)｣

｢(それに_____)｣

｢あんた全然本気出してないでしょ？あたしを舐めてんのかい？｣

ビスケは真っ直ぐな瞳で私を見る

『それを言いたいのはこっちですよーだ！！』

『あなたぜーんぜん攻撃してこないし！！』

私はべーっと舌を出しながら言った

それに反応したビスケは眉をピクリと動かす

『それに！！あなた見た目10歳ぐらいだけど絶ッ対詐欺ってるよね！！！』

『その見た目でそんなに念極められないもん！！』

『この年齢詐欺おばさん！！』

ブチッ！！

私がそういった途端どこかで何かが切れる音がした

｢·····言ってくれるじゃない｣

｢そんなに本気出して欲しいなら要望通り見せてあげる｣

明らかに先程よりもどす黒いオーラを放ちながらビスケは言う

あは、これ地雷踏んだわ

ニコッ

最っ高！！

『いいねー面白くなってきた！！』

『それなら私も本気出さなきゃ！！』

私は能力を発動しようとしたその時

.

ブォーーン__________キキッーー！！

1台の車が私とビスケの間に入り急ブレーキすると誰かが私の手首を掴みそのまま車に乗せられた

そして私が乗ると同時に車は急発進する

『えーと、これどういう状況？』

『シャル』

私は運転席にいるシャルに聞く

車には、シャルの他にもコルピーとウボーとフィンが乗っていた

シャ｢A今何時か分かってる？｣

『·····あ』

仕事あるの忘れてた

ってそれよりも！！

『え、ちょっ、まって！！シャル！！ちょーレアな子まだゲットしてない！！』

シャ｢えー、もう仕事の時間過ぎてるし諦めてよ｣

『そんなぁ～』

私は窓から顔を出してビスケを見る

ビスケは急なことに驚いているようだった

『次は絶ッ対殺すからその時まで生きててね！！！おばさーん！！』

私は大声でそういえばこっちまで聞こえないがビスケがめっちゃくちゃ怒ってるのはわかった