97話 ページ5
神影side
どうやら使用人の噂によると俺は
望まれていないらしい
まぁ、何となく分かっていたけど
5年間生きてきて両親の顔を見たのは手で数えれる程度
だから、どんな顔なのかも分からない
親の顔は見たことないが叔父
そう、神影家当主
神影圭汰
神影圭汰の顔は何回か見たことがある
会う度にめんどくさい話を聞かされる為もう顔は覚えた
術式が〜、呪力が何とかっていつも言っているが適当に流してる
けど、怒らしたら凄くダルいから聞くふりだけしてる
当主は良く1ヶ月に1回、俺を呼び長い長い話をする
そして_______
「A様、当主の圭汰様がお呼びです」
それが今日だ
『…わかった』
無駄に広い廊下を歩き
目の前の大きい襖の前に立つ
これも、もう慣れた
「失礼します、当主様。A様を連れて来ました」
圭「入れ」
「御意」
襖を開けると
何も置いていないのに無駄にでかい部屋
その奥には当主____神影圭汰が偉そうに座っている
圭「はっ、来たか。相変わらず挨拶もしねぇクソガキだ」
『…』
開始そうそう、うるさいな
と思いながらオッサンから少し離れた所に座る
圭「飾り気のないガキだ。まぁ、いい…今日はだなお前の術式についてだ」
『…』
またか、この話何回目なんだよ
オッサンはよく分からない話をいつもする
そんな事のために俺を呼び出さないで欲しい
圭「お前はまだ術式が発明していない……が、お前の呪力の量は普通の呪術師より多い!!!」
圭「いつか…いつか御三家…。五条家はいかなくても加茂家なら…」
オッサンはまた独り言のように呟く
…帰りたい
圭「〜〜〜だから、………で、だ。」
圭「分かったな?」
『あ、はい』
最後だけ返事をする
最初、返事しなかったら怒られまた話しが長くなったから次からはちゃんと最後だけは返事するようにしている
圭「分かったなら、とっとと帰って今日のノルマを達成しろ」
『…はい』
お前が呼んだんだろ
イラつきながらもこの場から早く去りたい為返事してこの場を去る
オッサンが言ってたノルマとは俺が強くなるための修行らしい
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バナナプリン - 幼少期からのつながり設定めちゃ良いですね!!これから成長していくのも楽しみだし、キッズの絡みも微笑ましいし…🍌面白い作品ありがとうございます🍮更新いつもお疲れ様です🐝 (11月16日 0時) (レス) @page27 id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
可わ井(プロフ) - コメント失礼します…!1作目から一気に読んでしまいました…!!依存性のある作品で大好きです!!!かさ様の描写の表現の仕方も大好きで堪りません、、、これからも応援させていただきます!ご自愛くださいね...! (10月23日 0時) (レス) @page14 id: 5f47de3946 (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - てふまるさん» すみません、意見ありがとうございます!私も後々から強すぎたかもと少し反省してます…。何か対策考えときますね!評価ありがとうございます (10月5日 16時) (レス) id: 82f5c86142 (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - のんさん» すみません!ありがとうございます!見逃してました💦 (10月5日 16時) (レス) id: 82f5c86142 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 初コメント失礼致します。こちらは二次創作ですし、おり//ふら立っておりますよ💦 低評価の原因等にもなりますので外してくださいね。面白いので自信持ってください!! (10月5日 8時) (レス) id: f500b808b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かさ | 作成日時:2023年10月4日 1時