神影家の特級様3【呪術廻戦】

119話 ページ27

？「…はぁ本当君ウッザいなぁ…僕君みたいな人間が1番嫌い」






と、俺の事を好き勝手言う男





つーか



俺のことを嫌い嫌い言ってるけどな…














『俺もお前が1番嫌いだ』




？「それは嬉しいね。……五条悟くんのことは嫌いじゃないの？Aくんって五条悟くんのこと苦手そうなのに」



『……お前なんでそんな俺に突っかかってくんの？』













俺の事が嫌いなら俺に話しかけたりしないだろう

それにこいつの性格上嫌いな奴はとことん潰しそうだし





分かんねぇな……何考えてんだ………















？「僕は君が嫌いだけど同時に君に興味があるんだよ」

『俺はないからどっか行け……つーか、早く五条悟の居場所教えろ』

？「僕、教えるなんて一言も言ってないけど？」














うざ……

やっぱり嫌いだこいつ














？「言うとは言っていけど連れて行かないとも言ってないけどね」


『！』








そう言いながら男は鎖を外す
鎖は外されたが手錠は付けられたまんまだ






動きにくいな…














？「逃げれるなんて思わないでね僕はいつでも君達を殺せるんだから」


『…早く連れていけ』









こいつの術式が分からない以上下手に動くのは危険だ

まずは五条悟と合流しないと…



















？「ここだよ」











案内された部屋のドアはとても大きく少しボロかった











…この中に五条悟が？










？「まずは自分の目で確かめないとね」


『…』














ドアを開くとそこには_______________



















ボロボロになってぐったりと横たわってる五条悟がいた
















『ｯおい！！！』













俺は五条悟のそばに行き状態を確認する






…息はしてるな


ただ…怪我が酷すぎる

















五「………A？」


『！…そのまま横になっとけ傷が痛む』


五「……A」


『…なに』













五条悟は俺に縋りながら俺の名前を呼ぶ







いつもみたいに元気な声じゃなく今すぐにでも消えてしまいそうな声だった











そして五条悟は俺の袖を掴みなが願うように言う



















五「……今だけでいいから俺のそばにいて」















そう言い五条悟は疲れたのか目を瞑り倒れるように寝た



















『ッ…________________』

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