神影家の特級様3【呪術廻戦】

116話 ページ24

『…っる…さ…ぃ』


？「君にはなぁ〜んにも力なんてないんだよ。権力も地位も力も技術も……



















親もね」










男は俺の耳元でそう言った

“ 望まれていない”


















『ッ！！！うるせぇなぁｯ！！！』

















お前に俺の何がわかるｯ！！？！






なんにも知らないくせにッ！！！！












？「だって…本当のことでしょ？君も怒ってるってことは肯定してるんだよね」











『…ッ……ｯ！！』



















五「A！！」












俺は名前を呼ばれ意識を戻す













『っ…ぁ……ご…じょ、う…』



五「ｯ！お前ッ…Aに何した」











五条悟は俺と男の間に立ち

男を睨む











？「へぇ…」


五「…おい」


？「何かな五条悟くん」



















「Aに何したって聞いてんだよ、聞こえねぇのか？」



















？「ｯ！！」


『っ…！』










？「っ…(ここまで(・・・・)とは…)ごめんね怖がらせるつもりはなかったんだけど…」



五「…」



？「今日はここまでにしようかな。じゃっ、またね。五条悟くん…そしてAくん♡」




『ｯ……！』



五「ﾁｯ…」










五条悟は俺を隠すように立つ














“ 勝てるはず無い”











『…』













じゃあ…俺は……俺はどうすればいいんだよッ……












あぁもう嫌だ












全てが嫌だ








今までの自分を否定したい











俺はこんなにも弱かったのか









出会ったばかりの男に散々言われて








それにあの男が言ったことは全部当てはまってる












俺にはなんにもない













どうすればいい
















俺は________________



















『…！』








五「A」











五条悟は俺の手を取り強く強く握りしめてきた


まるで絶対にこの手を離さないと言ってるようだった













俺は五条悟みたいに強くはなれない





五条悟みたいに俺は…俺は



















五「Aと出会う1週間前に俺と母親が誘拐された」


『！』









五条悟は歩きながらゆっくりと話す

そして俺は俺は静かに話を聞く

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