神影家の特級様3【呪術廻戦】

114話 ページ22

五「…なんでだろうな。でも…これだけはわかる」


『？…何』











五条悟は部屋の襖を開ける



開けると太陽の光、青い空



眩しい景色が広がっていた







五条悟は俺の方に振り向き






太陽の眩しさにも負けないくらい輝く笑顔で

「この世界で1番大切な人がAだってこと！！」
















『…』









俺はあまりの眩しさに目を細める











きっと俺は五条悟のこういう所が嫌いだ












なんでそんな自信に溢れたような笑顔で笑えるんだ











俺にはお前が理解出来ない









出来ないんだろう















それはきっと












お前は善人で俺が悪人だから





善人なんてなりたくないし五条悟みたいな存在にはなれない

けど、それでいい















その方が息がしやすい












五条悟が輝く度に神影Aが霞む








それでいい








俺はどういう存在なのか思う存分わかるから







俺は太陽の下を歩かなくていい



称えられなくてもいい











俺は



















『…ははっ……なぁ五条悟』



五「んー？」






『……お前はそのままでいろよ』



五「おう！これからもAの隣にいろってことだな！！」



『…いや…そう言う意味じゃ……』

















俺は












幸せになんてならなくていい














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