112話 ページ20
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“ 五条悟様のお母様1回悟様のこと売ろうとしてたらしいわよ”
『…』
…五条悟の前で息子を生贄にしたってことか?
『……母親ってなんなんだろ』
誰もいないのに誰かに答えを求めるように問いかける
五条悟にとって母親ってどういう人なんだろ
って…これは俺は関係ないし
俺が気にすることじゃない
さっさと戻ろ…
止めていた足を動かし部屋に向かう
五「A」
『…』
俺の部屋にいるはずの五条悟が何故か俺の目の前にいた
さっきの聞いてたか…?
五「…帰ってくんの遅いから迎えに来た」
『悪かったな遅くて』
五「…A」
五条悟はいつもみたいな元気はなくなっていて
落ち込んでるように見えた
五「あの…さッ__お『俺の部屋戻ろ』ッ…!」
『俺の事迎えに来たんでしょ』
五「!!…ん、Aの部屋戻ろ」
別に慰めたつもりはない
でも、この話は今聞くべきじゃないと何故か思った
ひんやりとした冷たい風が頬を撫でる
俺と五条悟の足音が響く廊下
お互い喋らず無言
『…辛いなら別に言わなくていい、お前はお前のペースで生きればいい』
五「…おう。……でも、Aには言いたいからいつか聞いて……俺の話」
『…待ってる』
俺は俺のために生きたい
誰かの為じゃなくて自分のために
自分のために生きて自分のために努力して
誰のためでもない
神影Aのために
俺はこれからも一生独りで生きていくだろう
友達、恋人なんて作らずに俺は1人で生きる
それでいい
その生き方しか俺は生きれないから
大切なモノなんて作りたくない
どうせいつかは失うのなら
最初っから作らなければいい
・
五「あーーーーーーー」
『…』
五「あーーーーー」
『……』
五「あ''あぁぁぁ''ーーー!」
『うるさい』
五「やっと喋った。無視すんなよ!」
『…あーはいはい、で?なんの用』
五条悟の扱いにも慣れてきた気がする
嬉しくないけど
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バナナプリン - 幼少期からのつながり設定めちゃ良いですね!!これから成長していくのも楽しみだし、キッズの絡みも微笑ましいし…🍌面白い作品ありがとうございます🍮更新いつもお疲れ様です🐝 (11月16日 0時) (レス) @page27 id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
可わ井(プロフ) - コメント失礼します…!1作目から一気に読んでしまいました…!!依存性のある作品で大好きです!!!かさ様の描写の表現の仕方も大好きで堪りません、、、これからも応援させていただきます!ご自愛くださいね...! (10月23日 0時) (レス) @page14 id: 5f47de3946 (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - てふまるさん» すみません、意見ありがとうございます!私も後々から強すぎたかもと少し反省してます…。何か対策考えときますね!評価ありがとうございます (10月5日 16時) (レス) id: 82f5c86142 (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - のんさん» すみません!ありがとうございます!見逃してました💦 (10月5日 16時) (レス) id: 82f5c86142 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 初コメント失礼致します。こちらは二次創作ですし、おり//ふら立っておりますよ💦 低評価の原因等にもなりますので外してくださいね。面白いので自信持ってください!! (10月5日 8時) (レス) id: f500b808b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かさ | 作成日時:2023年10月4日 1時