神影家の特級様3【呪術廻戦】

111話 ページ19

『…むり』


五「あ、今ちょっと考えただろ」


『考えてない、いいから早く帰れ』


五「え、ヤダ」


『…』











めんどくせぇーー！！

早く自分の家に帰れ






けど…







五「な？いいだろ？」










これは諦める気ないな…








『ｯ……はぁ、分かった分かった明日には帰れよ』


五「！！！よっしゃ！！」


『明日には帰れよ』


五「一緒に寝よーぜ！」


『話聞いてんのか？あと、一緒に寝ないから』












あ''ぁ〜〜


まじで俺何してんだ、、、、、

結局泊まらせてしまった










絶対一緒に寝ないからな

絶対に



















五「Aの布団がいいからAので一緒に寝よ」


『なんで俺のなんだよ』


五「いいだろ別に」


『良くねぇよ』









つーかなんで俺の部屋で寝るんだよ
別室に行けよ











五「ほら、お前も来いよ」

『何先に寝てるんだよ俺の布団』

五「細かいこと気にすんなよ」









俺の布団なのに何故か先に入り込んでいる五条悟

俺の布団2人用じゃないんだけど、、、











『はぁ…』


五「あ、どこ行くんだよ？」


『トイレ行っくるから先寝てろ…』


五「おー早く帰ってこいよ」











なんで俺アイツとお泊まりなんてしてるんだ、、、

やっぱり断るべきだった
次は絶対断ろ






と意気込んでいたら…















「えぇ…、、、、ら…よ！な…、、」


「さと……は、、」







『…』















静かな廊下に喋り声が聞こえてきた

いつもこんな感じだ
きっと、俺への愚痴とかだろ







とその場を急いで離れようと足を動かそうとした時______



















「そういえば知ってる？五条悟様のお母様１回悟様のこと売ろうとしてたらしいわよ」



















『ッ！』








前へと進もうとした足を引っ込める

そして息を潜めて使用人達の話を立ち聞きする

















「少し前に悟様と悟様のお母様、白凪様。2人一緒に誘拐されたことがあるらしくって…」






「その話知ってる！誘拐犯はお金じゃなくてただ五条家を怨んでたんでしょう？」






「そうなの。そして五条家で六眼、無下限を持って生まれた悟様と母親を殺そうとしたらしいの」






「その後_______」



















「おい！！そこで何している！早く持ち場に戻れ！！」










「「っ！！すみません！」」











使用人達は逃げるようにその場を去った

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